2016年3月19日(土)付

受験生に春到来 県立高校の合格発表

 県立高校一般入試の合格発表が18日、各校で行われた。平成28年度から大町高と大町北高が合併する大町市の大町岳陽高では、初めての入学生となる子どもたちが家族や友人と合格を喜びあい、春から始まる高校生活に期待に胸を膨らませていた。
旗をめがけて猛ダッシュ HAKUBA47ゲレンデ祭

 白馬村の白馬47スキー場で12、13の両日、恒例の「HAKUBA47ゲレンデ祭」が開かれた。日ごろの利用に感謝を込め、春のシーズンをスキー客とともに楽しみ、もてなそうと開催。国内外から大勢が訪れ、楽しい企画で大いに盛り上がった。

 イベントでは二人三脚の宝探し大会、コーラ早飲み大会、現金1万円とリフト券争奪スノーフラッグ大会を実施。スノーフラッグ大会では、大勢の大人や子どもが、2本の旗をめがけて猛ダッシュで急坂を駆け上った。ことしは雪不足で、雪に埋もれながらの激しい競争はなかったものの、その分スピードが勝負の迫力ある戦いが繰り広げられた。みごと1万円をゲットした徳永明さん(新潟)は「雪上を走るのはすごくきつかったけどうれしいです。賞金はここで使っていくつもり」と満面の笑顔を見せていた。
両陣営最後の訴え 池田町長選 全町で遊説

 20日に投開票される池田町長選挙は終盤戦を迎え、ともに新人で無所属の元町議会議長の甕聖章氏(68)=1丁目=と前副町長の宮嶋将晴氏(65)=花見=は最後の訴えにのどをからしている。
 甕氏は池田地区を、宮嶋氏は会染地区を重点に、全町で遊説を展開する。遊説を終え事務所に帰ってきた候補はともに、接戦を意識する中「厳しい」と声をそろえた。甕氏は「民間で培った視点」、宮嶋氏は「抱負な行政経験」を主張し各地で街頭演説を重ねる。
鮮やかパンジーの地上絵 松川 花咲きまつり19、20日に

 安曇野に春を呼ぶ「第3回まつかわ花咲きまつり」(同実行委員会主催)が19、20の両日、道の駅安曇野松川寄って停まつかわ駐車場で開かれる。前日、地元松川小学校の新5年生の有志66人がボランティアで参加し、パンジーで描く「花の地上絵」づくりに汗を流した。
 色とりどりのパンジーは、村の花壇苗の生産グループ・Mフラワーのメンバーがハウスで精魂込めて育てたもので、20種類以上、約2万ポットを用意した。長寿「日本一」の旗を手にした干支えとの申さるが、富士山の頂に立つデザイン。子どもたちは、メンバーの指示にしたがって、ポットを一つずつ協力して並べていった。
 パンジー即売会は20日午前11時〜午後2時まで。1ポット50円。1ケース1000円。入れ物持参。
バスガイドから学ぶ接客 大町RC例会に佐藤弘子さん招く

 大町ロータリークラブ(RC、腰原照敏会長)の例会卓話が16日、大町市平のくろよんロイヤルホテルで開かれた。信州バスガイド研修プロジェクト「さくら会」の会長・佐藤弘子さん(44)=社松崎=を講師に招き、長年、観光業に携わった経験談から「もてなし」の心構えを学んだ。
 バスガイド歴約30年の佐藤さんは、不規則な仕事と勉強の繰り返しで体調を崩した10代の苦い思い出や、妊娠中や家事・子育てをしながら勤務を続けた経験を振り返り、業界の厳しさと仕事のやりがいを伝えた。後進の指導に力を注ぐ立場からは、「人の数だけ接し方がある」、「自分の都合で限界をつくらない」などの心構えを教えた。
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