2016年3月20日(日)付

希望胸に学びや巣立ち 大町市内小学校で卒業式

 大町市内の小学校で19日、一斉に卒業式が開かれた。新生活への希望を胸に学びやを巣立つ卒業生を、在校生、保護者、教職員が温かく見送った。各校では、児童を見守り支えた保護者や地域の来賓が祝福に訪れ、どんよりと垂れこめた雲から小雨が降る空模様の中、卒業生との別れをしっとりと惜しんだ。
元気な1年生になります 白馬幼稚園で卒業式

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長)で18日、卒業証書授与式が行われた。年長児47人が思い出深い園舎を後に、新1年生に向かって新たな一歩を踏み出した。
地域の未来を提案 「小谷学」まとめの会 小谷中

 小谷村の小谷中学校3年生は14日、総合的な学習で学んできた「小谷学」のまとめの会を開いた。地域の高齢者と触れ合い、小谷の未来を考えてきた1年間の学習を、卒業を前にまとめた。
 3年生は地域の未来をテーマに、高齢者体験や施設での交流に取り組み、高齢者が求めるものや将来小谷に住みたいのか―などを考察。デマンドタクシーの増便やお店や医療機関の増加策、スポーツ振興や移住者の住みやすい村など、これからの村づくりを提案した。
市内中心商店街「山雅色」に 大町支部がPRポスター配布

 J2松本山雅FC後援会の大町支部(平林徳幸支部長)は17日、市内中心商店街を山雅カラーの緑色に染めるプロジェクトに取り組んだ。支部会員6人のほか、元プレーヤーでホームタウンを担当する山雅職員の小林陽介さんも参加。緑色を基調とする山雅PRポスターを商店街の店主らに配布し店頭への掲示を求めた。
 街中を「山雅色」に染める取り組みは、山雅とホームタウンの協定を結ぶ地域で進む「緑化計画」。同市では初の試みだ。
イネの作柄占い 豊作祈願 大町 仁科神明宮で作始めの神事

 大町市社の国宝仁科神明宮は15日、春の大祭に合わせた作始めの神事を執り行った。ことしのイネの作柄(育ち具合)を占い、豊作を祈願した。
 拝殿では、氏子総代によってお供えものや祝詞があげられ、神楽殿では、田人役の青年神楽員によって、神事が執り行われた。
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