2016年3月26日(土)付

華やか「つるしびな」 大町の「悠悠館」利用者手作り

 大町市相生町の宅幼老所「悠悠館」に、華やかな「つるしびな」が飾られている。旧暦のひな祭りにあわせ、施設を利用するお年寄りが手作りしているもので、施設内を除々に彩る力作に、創作意欲がかきたてられている。
小学校へ期待胸に巣立ち 大北の保育園卒園式ピーク

 大北地域の保育園は25日、卒園式のピークを迎えた。大町市相生町のかえで保育園(中村優美園長)では男子7人、女子4人が、保育園での思い出と春から始まる小学校生活への期待を胸に、園舎を巣立った。
復興への新たな一歩 堀之内ふれあいセンター完成間近 白馬

 神城断層地震で最も大きな被害に遭った白馬村堀之内地区で、旧公民館の跡地に新築再建されていた高齢者支え合いセンター「堀之内ふれあいセンター」がまもなく完成する。地域の防災とコミュニティー維持の拠点となる新たな施設の完成に、地域の復興のステップと住民も喜んでいる。27日、地区の総会の後に完成祝いを開き、住民にお披露目される。
新生活に期待膨らむ 白馬、小谷両保で卒園式

 白馬村と小谷村の両保育園で25日、卒園式が開かれ、保護者や来賓らが見守るなか、卒園児が4月からの小学校生活に期待を膨らませながら思い出深い保育所を巣立った。
バブルサッカーで若者交流 池田のY.P.Bankが体験会

 池田町を中心とした若者有志でつくる「Y.P.Bank(ヤングパワーバンク)」はこのほど、「みらい塾〜総体開放拡大版・バブルサッカーフェス」を町総合体育館で開いた。珍しいニュースポーツの体験を通し、若者が交流を深めた。
 バブルサッカーはバンパーと呼ばれる巨大なビニールボールをかぶって行うスポーツ。手の自由が利かず、互いに押し合いながらサッカーボールをゴールに蹴りこむ。同町では町スポーツ推進委が昨年秋に開いた「スポーツ合コン」などで導入され、用具などがそろっていた。
早すぎる春の妖精に驚きの声 小谷 カタクリの花開く

 小谷村で「春の妖精」と呼ばれるカタクリの花が咲き始めた。ことしは暖冬で雪どけが早く、早めの開花が予想されていたが、地域住民によると「例年に比べ1週間以上は早い」と、驚きの声が上がっている。
 カタクリはユリ科の多年草植物。里山の斜面などに自生し、雪解け直後の春のごく限られた時期だけ、下向きに花びらを回転するような形で薄紫色の可憐な花を付ける。
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