2016年3月29日(火)付

住民で守り育てる160本 大町市北山田町 桜並木まもなく開花

 残雪の北アルプスを背景に約160本のソメイヨシノが並ぶ大町市北山田町の桜並木がまもなく開花を迎える。同地区の住民が一丸となり、花見客を出迎える準備を進めている。住民の手で守り育てているサクラ。開花は例年、4月10日前後だが、ことしはつぼみの膨らみも大きく早まりそうだ。
居谷里湿原 春の足音 大町 ザゼンソウ開花

 県の天然記念物に指定されている大町市平稲尾の居谷里湿原で、「ザゼンソウ」が花を開きだした。まだ雪が残る湿原のあちこちに芽吹き、春の訪れを感じさせている。見ごろのピークは4月中旬ごろと見られる。
 ザゼンソウは、湿地に生息するサトイモ科の植物で、座禅を組むような姿に見えることからこの名前がついたといわれる。
夢語り感謝胸に巣立ち 池田保育園で卒園式

 池田町の池田保育園は25日、卒園式を行った。33人の卒園児が、保護者や保育士らに見守られる中、慣れ親しんだ園生活に別れを告げた。
 遠藤寿子園長が、一人ひとりに卒園証書を手渡した。名前を呼ばれた園児らは、元気よく返事をし、「大きくなったら警察官になりたいです」「ケーキ屋さんになりたいです」などとそれぞれの夢を語った。会場からは、温かいまなざしと拍手が送られ、目頭を押さえる保護者たちの姿も見られた。
地域の防災拠点新たに 松川村 第5分団詰所の竣工式

 松川村の村消防団第5分団詰所の整備事業が終わり、25日、緑町の現地でしゅん工式が行われた。村や団、地元の関係者約30人が新しくなった地域の防災拠点の完成を祝い、今後の無災害を祈った。
アウトドア料理楽しむ 大町・松川 あづみの国営公園

 国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で24日、ダッチオーブンを使った料理体験が行われた。親子連れ22人が参加し、本格的なアウトドア料理を楽しんだ。

 食体験は、人気の竹巻パンや灰焼きおやき、五平餅などの他、季節に応じたメニューを週末メーンで実施。ダッチオーブンの料理体験は、春休みの平日など年に数回行っている。炭は、主に敷地内の間伐材を使って炭焼きにしたものを使用している。
地元の名所に親しんで 池田花見でホタルの幼虫放流

 池田町花見の住民でつくる「花見ホタルの里づくりの会」は26日、ゲンジボタルの幼虫を地区内の水路に放流した。地元の幼児から小学生まで15人ほどが参加し、地域のホタルの名所に親しんだ。
 子どもたちは、幅1b、長さ290bの水路に、会員が昨年採卵、ふ化させた1〜2aほどの大きさの幼虫500匹を放流。一人ひとり、紙コップに入れられた元気の良い幼虫を放し、歓声をあげていた。
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