2016年5月4日(水)付

第37回塩の道祭り始まる 小谷村民総出でおもてなし

 小谷塩の道祭りのコースとなっているのは「千国コース」と呼ばれる、下里瀬地区から栂池高原までの9`。ほとんどが未舗装で「当時の道のりが足で直接体感できる」と人気を集めている。
 遅咲きの桜が咲き乱れ、あふれるほどの緑に包まれた自然豊かな街道で、地域住民や多くの参加者が牛馬の隊列で物資を運んだ往時をしのび、昔の旅人や歩荷ぼっか、牛方など、思い思いの仮装に扮ふんして歩いた。
大北に田植えシーズン

 大北地域で、コシヒカリの田植えが始まった。生産者が豊作を願いながら、休みを利用して農作業に汗を流している。大型連休明けから最盛期を迎えそうだ。
 大町市常盤泉地区では3日、農家が田植え機を水田に走らせ、北アルプスが映る水面を青々とした苗で埋めていった。農家の女性によると、ことしは温暖な気候が続いた影響で苗の生育が良く、4月上旬の種まきから13aほどに成長。例年と比べ約1週間早い田植えとなった。
16チームによる熱戦開幕 大町ソフトボールリーグ

 大町ソフトボール連盟(宮脇寛会長)の平成28年度第38回リーグ戦が3日、開幕した。16チームによる総当たり戦の1回戦が行われた。
 開会式は市運動公園多目的広場で開き、26、27年度と連覇中の南原ソフトクラブ主将の川上昇さん(49)が「ことしも地元のみなさんと、ソフトボールができる喜びをかみしめながら、地域の絆を大切に、ケガがないよう正々堂々元気いっぱいプレーする」と宣誓した。
発足式で抱負述べる 池工版デュアルシステム

 池田町の池田工業高校はこのほど、近隣企業などでの長期研修プログラム・平成28年度「池工版デュアルシステム」の発足式を行った。22人の研修生と10の受入企業・団体の担当者らが出席し、研修に向けての意思を確認し合った。
 生徒らが自己紹介をし、「学校では学べない技術をしっかりと学びたい」「将来に役立てたい」など、それぞれ抱負を述べた。各事業所から、激励の言葉とともに受講許可書が授与された。
30年の節目歌で祝う 松川美術館カラオケ大会

 松川村三軒家の信濃松川美術館(榛葉志づ子館長)は1日、開館30周年を記念したカラオケ大会を、村内商業施設パラオで開いた。
村内外から約30人が出演し節目に花を添えた。
 同館は、芸術発信のほかに何かできることはないか、と考え、開館当初から定期的にカラオケ大会を主催している。今回で115回目を数え、各回、多くのカラオケ自慢が参加し、交流の場として定着している。
幸せの黄色いカタクリ 白馬五竜 エスカルプラザで見ごろ

 白馬村の五竜が運営するエスカルプラザのエスカルガーデンで、黄色い花をつける北米産のキバナカタクリが見ごろを迎えている。「幸せの鐘のふもとに咲く、幸せの黄色いハンカチならぬ、幸せの黄色いカタクリ」と人気を集めている。
 同ガーデンは白馬の自然と調和した花々がレイアウトされたナチュラルガーデン。スタッフが数年がかりで整備した。散策路には四季折々の花が咲き、気軽に楽しめるスポットとして人気。
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