2016年5月21日(土)付

大町黒部ダムカレー 全国フェスで準優勝

 大町市の「黒部ダムカレー」が、「よこすかカレーフェスティバル2016」の「全国ご当地カレーグランプリ」で、初めての準優勝に輝いた。全国有数の観光名所・黒部ダムをかたどったメニューが来場者から人気を集め、玄関口大町の名前をアピールした。
 フェスは5月14、15の両日、神奈川県横須賀市で開かれ、約4万人が地域色あふれる多彩なカレーを楽しんだ。全国20団体がグランプリに出場。来場者の投票や審査員による採点で入賞を決めた。優勝は北海道富良野市の「富良野オムカレー」が選ばれた。
学習旅行「北ア山麓」へ 東京の代理店と交流会

 大北地域への体験・学習旅行の誘致拡大を目指すため、「北アルプス山麓育ちin首都圏」実行委員会は19日、信州首都圏総合活動拠点「銀座NAGANO」(東京都中央区)で「旅行エージェントとの交流会」を開いた。池田、松川両町村長も参加するトップセールスで、首都圏の旅行代理店関係者など約40人に魅力ある学習体験メニューを紹介した。
 特産料理を囲んだ情報交換の場とし、教育旅行に適した体験、観光資源、宿泊施設などを紹介した。池田町の甕聖章町長は、「花とハーブの里」を掲げたまちづくりを前面に出し「景観日本一のまち」とPR。松川村の平林明人村長は、7月23日にグランドオープンする安曇野ちひろ公園を紹介しながら、「安曇野の風景を残す最後の村にぜひ足を運んで」と呼び掛けた。
元気なコミュニティーに 白馬村震災復興住宅着工 11月完成へ

 元気なコミュニティーに白馬村震災復興住宅着工11月完成へ仮設住宅などで暮らす被災者の生活再建に向け、11月末の竣工を目指して工事を進める。
 住宅は木造平屋建ての戸建てまたは2戸1棟の長屋タイプで、1戸あたり77・85平方bの3DK。堀之内東団地、同西団地、三日市場団地、白馬町団地の4か所に計10棟18戸。自宅外で暮らす被災者の希望に基づいて戸数や平屋建てを決めた。入居者の決定は秋ごろを予定している。
村の農産物で韓国漬物 小谷 商品化目指し試食会開催

 小谷村役場特産推進室はこのほど、新事業の「第一次商品開発のための試食会」を同村中土観光交流センター・やまつばきで開いた。山菜加工場で特産開発に取り組む、地域おこし協力隊員の金龍男キムヨンナムさんが、村の農産物で漬物加工に可能な、キムチ漬けやしょうゆ漬けの韓国漬物を紹介。村関係者40人余りが参加して、作物の特徴や栽培上の課題、試食評価なども交えながら、小谷ならではの看板特産物開発の可能性を探った。
健康・環境への配慮たたえる 信州食育発信3つの星レストラン登録 池田のビストロ・カモミール

 池田町農産物加工組合カモミールの会が運営する「ビストロ・カモミール」が、「信州食育発信3つの星レストラン」に登録された。17日に、登録プレート(登録証)の交付式が同店で行われた。関係者が出席し、健康づくりや環境に配慮した取り組みをたたえた。
 県の食育推進事業の一環。県内で104店舗が登録され、大北地域では、大町ビアンモール(大町市)、手打蕎麦和味亭(白馬村)に次ぐ3店舗目。
村の緑化に取り組む 松川中 ベゴニアを定植

 松川村の松川中学校(和田俊信校長)の2年生109人は18日、村の緑化活動に取り組む「花が咲いている村づくりの会」(奥原国乗会長)とともに、ベゴニアの定植作業を校内敷地で行った。総合的な学習の時間を使った恒例のボランティア作業。
 860個のプランターにスコップで土と肥料を入れ、赤・白・ピンクの苗2500株を色ごとに定植した。生徒たちは指示に基づき、分担しながらてきぱきと作業を進めた。出来上がったプランターはトラックに次々と積み込まれ、村内の主要公共施設や企業、沿道などへ運ばれた。
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