2016年6月4日(土)付

商店街に集う旬菜と人 大町下仲町「金曜朝いち」始まる

 大町市の下仲町商店街振興組合は3日、塩入家具店前と創舎わちがい前で、恒例の「金曜朝いち」を始めた。市内の農家が採れ立ての野菜や山菜、加工品を並べ、この日を待ちかねた来店者との会話も弾ませた。
 軒先のテーブルに、ニラ、ネギ、水菜、フキノトウなどの旬菜がどっさり盛られた。漬物や月遅れの「端午の節句」に合わせた笹もちの他、ルバーブ、コールラビなどの西洋野菜も彩りを添えた。 
 開催日時は、11月11日までの毎週金曜日午前9時半〜11時半ころ。
来年も元気に会おうね 白馬幼稚園 月遅れのこいのぼり会

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長)で2日、月遅れの端午の節句にちなんだ「こいのぼり会」が開かれた。1か月間掲げられたこいのぼりの下でゲームを楽しんだ。
 園児ははだしになって園庭に集合。中村園長は「鯉は竜になって空に昇るというお話があります。こいのぼりとも今日でお別れですが、みんなも竜になるくらい元気に遊んでいるところをこいのぼりに見てもらって、大きく育ちましょう」と呼びかけた。
かつての名所復活願い 小谷 ホタル水路で大規模改修

 小谷村の小谷小学校に隣接する塩の道公園のホタル水路で、ホタルの生態に配慮した工法による大規模な改修が行われている。白馬乗鞍でホタルの保護保全活動に取り組むホタルの会が、かつて名所だった学校周辺にホタルを復活させようと、児童たちと整備してきた場所。
 近年は努力が実り、ホタルも少しずつ舞うようになったが、生息しやすい環境となるには課題が多かったことから、会員がより良い環境の創出と保全のため、村に働きかけ、本年度の村の事業として改修されることとなった。
北アと咲き誇るバラの絶景 池田町の愛好会が祭り

 池田町の住民有志でつくる「バラ愛好会」(村端浩代表)は5日まで、第5回「バラ祭り」を渋田見の「ロッヂ赤い屋根」南斜面の「あづみ野バラ園」で開いている。晴天に恵まれた初日、一斉に咲き誇った色とりどりのバラが、来場者を迎えた。
 バラ園に足を踏み入れた人たちは、「わあきれい」「いい香り」とため息まじり。色も香りも異なる約150種類250本のバラが咲く園内を、ゆっくり散策しながら鑑賞していた。写真を撮ったり、バラの手入れについて、会員と会話を弾ませる姿も見られた。
 開園時間は午前10時〜午後4時。問い合わせは村端さん090・1865・7743まで。
「優しい気持ち」届ける 大町幼稚園児市内施設に花贈る

 大町市の大町幼稚園は2、3の両日、6月のキリスト教「花の日」にあわせ、園児が協力して育てた花プランターを市内の公共施設や事業所に贈った。日ごろの勤労に感謝し、花が持つ「人を優しい気持ちにさせる」効果を届けた。
 年長クラス「ほしぐみ」の園児18人は2日、大町署を訪れ「いつもありがとうございます。お仕事頑張ってください」とプランターを贈った。清水宏光署長は「大切に飾らせてもらいます」と感謝した。
大町岳陽で書評合戦 お薦めの本 魅力伝える

 大町市の大町岳陽高校は5月31日、お薦めの本を対戦形式で紹介しあう競技「ビブリオバトル」を開いた。出場者の生徒が制限時間内に物語や登場人物の魅力などを熱弁し、参加者の投票で「初代チャンプ本」を決めた。
 ビブリオバトルは出場者が1人5分間以内で本を紹介。出場者と観客の参加者全員でディスカッションを行い投票を行う「知的書評合戦」だ。岳陽高では生徒総会で読書の普及を求める意見があがり、図書委員会が読書週間に合わせて大会を企画した。
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