2016年6月16日(木)付

地域の資源再利用に期待 小谷キハダ生産組合 廃材でコースター開発

 小谷村の「キハダ生産組合」(小林純男組合長)はこのほど、「Kihada黄金の木プロジェクト」を発足させた。これまで廃棄されていた廃材を再利用し、高付加価値型の循環ビジネス創出の促進をめざす取り組み。キハダ材を使ったコースターを開発し、道の駅で販売を始めた。関係者は地域材の利用拡大を通じた林業や木材産業の振興と活性化に期待を寄せている。
ビールの飲み比べ楽しむ クラフトビアマルシェin白馬

 白馬村神城飯田地区の上原わはらグラウンドを会場に11、12の両日、「クラフトビアマルシェin白馬」(同実行委員会主催)が開かれた。生産者と消費者が結びつく「マルシェ=市」として、生産者の顔が見える安心と、小規模醸造所(ブルワリー)の人々のビールにかける情熱を知ってもらい、クラフトビールを身近に感じる楽しい機会にと、昨年から実施。
園児 サツマイモ苗植え 白馬幼稚園で食育体験

 白馬村の信学会白馬幼稚園(中村豊園長)はこのほど、サツマイモの苗植えを同園の畑で行った。同園では毎年、食育の一環として全園児が野菜の栽培を体験。サツマイモは秋の焼いも会のイベントのためのもので、野菜を作る過程と、自分たちが作ったものを食べる喜びを味わいながら、食への興味・関心を深めている。
科学の心と考える力養う 大町エネ博少年少女発明クラブ開講

 大町市の大町エネルギー博物館で12日、「大町少年少女発明クラブ」の開講式が行われた。本年度は市内を中心に小中学生17人が参加。11月まで電気工作、木工、模型飛行機作り、ロボット制作など多彩な活動に取り組み、ものづくりを通じて科学の心と考える力を養う。
世界の子ども救う7つの心 大町岳陽高同窓会 ユニセフ平林さん講演

 大町岳陽高校同窓会は11日、大町市のJA大北会館アプロードで、同窓会設立記念講演会を開いた。大町高校卒業生で、国連機関ユニセフに参加し、世界の貧困・紛争地帯で小児医療などに携わっている平林国彦さんが「私が学んだ、自分と世界を変える7つの力」と題して講演した。
地域の守り神に感謝 白馬 木流しかさ地蔵祭り

 白馬村の白馬町活性化委員会の「木流しかさ地蔵祭り」が11日、JR白馬駅東側の木流しかさ地蔵前で開かれた。地域住民らが多数参加。大町市の天正寺の市川秀乗住職による読経が響く中、地域の守り神として信仰されている地蔵に多幸を願った。
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