2016年6月17日(金)付

古里の仲間が追悼公演 田楽座元座長・松田さん偲ぶ 大町で来年1月に

 歌舞劇団「田楽座」(伊那市)の元座長で大町市出身の故松田満夫さんを偲び、追悼公演が平成29年1月15日、市文化会館で開かれる。松田さんが愛した民俗芸能を古里の住民に届けようと、友人らが中心となって実行委員会を立ち上げた。
 実行委員会は15日、会合にあわせて地元住民と田楽座との交流会を市文化会館で開いた。座長の中山洋介さんら松田さんの遺志を継ぐ若手座員たちが、獅子舞やソーラン節などを披露し、本番に向けて親睦を深めた。
総裁・秋篠宮殿下もご臨席 県内で初の日本植物園協会大会 白馬

 全国の植物園でつくる公益社団法人・日本植物園協会(会長=岩科司・国立科学博物館筑波実験植物園園長)の第51回大会は16日から、白馬村の白馬五竜高山植物園で始まった。県内での開催は初。高山植物の宝庫・白馬に全国から120人以上が集い、植物の保護と文化の発展に取り組む園の活動を発信する。
地域の宝を次世代へ 小谷織り姫養成塾始まる

 小谷村と村の有志でつくる「小谷ぼろ織りの会」主催による、「小谷織り姫養成塾」が6月から、同村おたり名産館で始まった。村内外から4人が受講。かつて村の家々で女性たちの手仕事として伝えられてきた手織りの技を、地域の宝として次世代に守り継ごうと、熱い思いで技術の体得に励んでいる。
カクネ里氷河への道のり 大町 小坂調査団長がトーク解説

 大町市の大町山岳博物館で企画展「鹿島槍ケ岳カクネ里 氷河への道のり」がこのほど始まり、同調査団長で信州大学名誉教授の小坂共榮氏によるミュージアムトークが行われた。同雪渓が日本で4か所目、県内初の氷河であることを確認するための調査の意義や苦労について、話を聞いた。
カノープスと信州の自然共演 池田 丸山祥司さんが写真展

 池田町堀之内の「カフェ風のいろ」は、写真記者・自然写真家・雪形写真家の丸山祥司さんの写真展「信州のカノープス」を7月5日まで開いている。南天の地平線付近に輝く南半球の星「カノープス」と信州の大自然をとらえた作品展。
物語で学ぶ思いやり 大町北小で人権コンサート

 大町市の大町北小学校は14日、授業参観にあわせて人権を考えるコンサートを開いた。児童や保護者、地域住民ら約500人が、安曇野市の自作朗読家・尾崎美千代さんの作品を通じて、思いやりや命の大切さを学んだ。
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