2016年7月16日(土)付

安全指導や遭難防止に尽力 大町署 夏山パトロール結隊式

 夏山シーズンを迎える北アルプスで山岳遭難防止などの活動をする「夏山常駐パトロール隊」の結隊式が13日、大町署で開かれた。隊員の委嘱を受け、それぞれが北アルプス全域で計31人が8月31日まで、登山者への安全指導や山岳パトロール、遭難防止活動に尽力する。
 ことしは北部、南部合わせて平均年齢37・7歳の隊員がそろった。山岳ガイドや山岳遭難防止対策協会会員など平均登山歴12・9年のベテランばかりだ。
息合わせ華麗な踊り 白馬 バレエスクールが発表会

 白馬村のバレエスクール「Y's Ballet School」は10日、同村ウイング21文化ホールで初企画の発表会を開いた。同クラブの活動を広く知ってもらい、バレエを身近に感じてもらう機会として、3歳の幼児から小学生の子どもたちがチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の踊りを披露。躍動感と芸術性あふれるステージで訪れた観衆を魅了した。
子どもの日々の食¢フ験 池松学校給食センターで試食会

 松川村の池田松川学校給食センターで15日まで、給食試食会が行われた。池田町、松川村の住民約100人が、徹底した安全、衛生管理下でつくられ、子どもたちが日々口にしている給食を体験した。
 同センターは平成25年にしゅん工し、アレルギー対応食も含めて両町村の小中学校合せて約1700人分の給食を調理している。
 12日の試食会には約30人が参加。調理行程を見学したり、手洗い指導などを受けて、子どもたちと同じように配膳を体験。池田町産のタマネギやキュウリ、大町市産のキャベツなどを使った、アメリカの給食で提供されるというヒヨコマメやひき肉入りのミートソースのような「スラッピージョ」や「ささみ入りサラダ」など同日の給食メニューを味わった。
脚が黄色いバナナになった 大町しらかば保 笑顔でボディーペインティング

 大町市平のしらかば保育園(久保田好江園長)は14日、園庭でボディーペインティングを行った。保育活動の一環として実施。体中を色とりどりに染めた園児たちの笑顔の花が咲いた。
 同園の子どもたちの夏のお楽しみ行事でシーズン中に2度実施。専用の絵の具を用いる。この日は年少〜年長児までの35人が参加。赤や黄色、青など5色の絵の具がテーブルに用意され、園児たちはひんやりとした絵の具の感触や、混ぜて色の変化を楽しんだりした。
陶芸家7人の酒器、器 池田の山風舎で作品展

 池田町会染のストーブ&クラフトショップ山風舎は31日まで、町内の陶芸家7人の酒器・器展「お酒がおいしくなる食卓」を開いている。同店真向かいの蔵元直営店「家紋大雪渓」のオープン記念にちなんだ作品展。
 会染窯、相道寺焼、アツムイ窯、小丸窯、蜻蛉窯、福田窯、miwa potteryが出展。それぞれが美を追究してつくった味わいのある猪口ちょこや徳利、小皿など、作風の異なる陶器約190点を展示・販売する。
 営業時間は午前10時〜午後6時。火曜定休。
 問い合わせは同店0261-85-2483まで。
初の「山の日」に山岳写真 長銀大町支店で記念ロビー展

 初めて迎える国民の祝日「山の日」(8月11日)を控え、大町市の長野銀行大町支店は、記念ロビー展を開催している。地元出身の山岳写真家・手塚順一郎(明治17年〜昭和7年)が撮影した北アルプスなど、山に恵まれた地域ならではの作品が並ぶ。8月31日まで。
 展示作品は市立大町山岳博物館が所蔵するモノクローム6点。「燕岳より見たる初夏の槍ケ岳」や山々を前景にのぼる太陽など、北アルプスのさまざまな表情を切り取った作品だ。山博制作の映像作品「北アルプスの自然と人」もあわせて上映している。
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