2016年７月24日付

2016年７月24日(日)付

｢トットちゃん｣の世界再現　　松川･ちひろ公園リニューアル　黒柳さん｢涙が込み上げた｣

　松川村西原の安曇野ちひろ公園が23日、リニューアルオープンした。安曇野ちひろ美術館館長で女優の黒柳徹子さんが著し、いわさきちひろさん（１９１８～74年）が遺のこした絵を挿絵にした『窓ぎわのトットちゃん』の世界を、「トットちゃん広場」として再現。同日、名誉村民章を贈られた黒柳さんは「昔とそのままの電車の教室を見て涙が込み上げた」と喜んだ。

大町　稚児行列　王子祭り始まる　きょう本祭り　流鏑馬巡る

　大町市の夏の風物詩、若一王子神社祭りは23日、始まった。市内本通りでは平安時代さながらのきらびやかな装束をまとった稚児行列が商店街を練り歩いた。
　稚児の子どもたちは金の冠を被り、顔を化粧で飾りきらびやかな衣装を身にまとい、神社総代、年番や保護者なども加わった大行列が、駅から神社までの約２㌔をゆっくりと歩いた。本通りは、子どもたちの晴れ姿をひと目見ようと訪れた大勢の見物客でにぎわった。

白馬に｢水曜どうでしょう｣　８月13日　キャラバン訪問ファンと交流

　北海道テレビ放送（ＨＴＢ）の人気番組「水曜どうでしょう」のディレクター、藤村忠寿さんと嬉野雅道さんの２人が、ファンたちに会いに行く交流旅「水曜どうでしょうキャラバン」が８月13日、白馬村の白馬岩岳スノーフィールドのホワイトプラザ前特設会場で開かれる。長野県を訪れるのは初めてで、関係者は多くの来場を呼びかけている。

長野銀行が奥原選手応援　激励金とグッズ贈呈

　長野銀行（本店・松本市、中條功頭取）は21日、リオ五輪バドミントン女子シングルスに出場する奥原希望選手に、激励金30万円を贈った。大町の「応援する会」には、応援用スティックバルーン５００セット（１０００本）を贈呈した。
　本店で行われた贈呈式には、奥原選手の代理で父・圭永さんと、「応援する会」事務局長の石原学さんが出席。中條頭取は「大舞台でメダルを目指して、この地域と日本中を感動させてほしい」とエールを送った。

夏野菜　楽しく収穫　松川村　南保育園児が体験

　松川村の南保育園の年少～年長児約１１０人は19日、村営農支援センターと農業委員会が主宰する「安曇野まつかわ農業小学校」のほ場で、夏野菜の収穫を体験し、汗を流した。
　農業委員会や生活改善グループ連絡協議会などから大勢が応援に駆けつけ、ジャガイモ畑の土に鍬を入れた。園児たちは、顔を出したジャガイモを取ろうと懸命に手を動かし、土をかき分けた。トウモロコシは根元をポキンと折り、大事そうに両腕に抱えていた。

おおまぴょんゆるキャラＧＰへ　信濃大町駅前で出陣式

　全国のマスコットキャラクターが人気を競う「ゆるキャラグランプリ２０１６」に、大町市から「おおまぴょん」が出場する。昨年の成績を上回る全国99位以上、県内１位を目標に掲げ、住民に協力を呼びかけている。投票は22日から10月24日まで、グランプリのホームページ（http://www.yurugp.jp/）で行われる。
　大町市は21日、出陣式をＪＲ信濃大町駅の駅前公園で開き、おおまぴょんと静岡県裾野市の「すそのん」、栃木県栃木市の「とち介」によるグループ「つぶらな瞳ＯＳＴ」の結成を発表した。３市で協力してＰＲ活動を繰り広げ、地元キャラクターの上位獲得を目指す。

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