2016年7月30日(土)付

木と親しみ森と林業学ぶ 大北「みどりの少年団」松川で交流集会

 大北地区で活動する「みどりの少年団」の交流集会が29日、松川村の馬羅尾高原・林業者運動公園で開かれた。夏休みが始まったばかりの小学生約120人が参加。梅雨が明け、木立の間を爽やかな風が吹く高原で、森林や林業の役割を体験を通じて学んだ。
 大町北、八坂、美麻、池田、会染、松川、白馬南、白馬北、小谷の9校の少年団が参加。各校混合の6班に分かれて、会場に設けた「森林の役割」や「鳥獣被害」など5つの「森林教室」を巡った。小谷村栂池の炭焼き職人・山本国弥さん(80)は、炭の種類や炭焼きの方法を子どもたちに分かりやすく教えた。
白馬・小谷 地震被害の保全考える 文化財レスキュー活動報告会

 神城断層地震で被災した白馬・小谷地域での文化財レスキュー活動報告会の第3回がこのほど、白馬村ふれあいセンターで開かれた。信州大学工学部建築学科の松田昌洋氏と、長野市立博物館学芸員の原田和彦氏が報告。地震被害から歴史的建物を守る保全のありかたについて考えあった。
体力気にせず村巡りを 小谷電動アシスト自転車レンタル

 自転車で観光地を巡る「サイクル・ツーリズム」で誘客をはかろうと、大町市・白馬村・小谷村の3市村が自転車利用者に向けた自転車のスタンドや空気入れ、工具など無料で使える簡易整備設備(サイクルステーション)を50か所に設ける活動を展開している。
 このうち小谷村では「小谷サイクルツーリズム協議会」のメンバーが中心となって、村内10か所を目標に設置するサイクルステーションのうち、5か所でレンタサイクルを行う事業を始めた。山間地で起伏の多い地域柄から、電動アシスト自転車を導入し、坂道も長距離も体力を気にせずに村全体を巡れる、快適な観光地づくりをめざす。
大自然のなか農業体験 首都圏の小学生 池田町広津で

 NPO法人「Be Good Cafe」(東京都)が主催する小学生農業学習型キャンプ「地球小屋(TERRA KOYA)2016」が25〜28日まで、池田町広津の「カミツレの里」で開かれた。首都圏などからの小学5・6年生21人が、自然の中でさまざまな農業体験に取り組んだ。
 27日は野菜の収穫体験や野外クッキングを行った。自然菜園コンサルタントの竹内孝功あつのりさん(39)=長野市=を講師に、敷地内の無農薬有機の畑で野菜を観察した。同じナス科でも原産地によって特徴が違うという説明などを熱心に聞き、積極的に質問を投げかけていた。
9人制バレー全国ヘ 「大町クラブ」男女 上位めざす

 バレーボールの社会人クラブチーム「大町クラブ」は男女両チームとも、8月開催の「全日本9人制バレーボールクラブカップ選手権大会」に出場する。ともに4回目の全国で、最高位はベスト8。両チームは「(大会当日は)仕事の都合等でメンバーがそろわないこともあると思うが、空いた穴をみんなで埋めながら一丸となり戦う」と全国上位をうかがう。
 両チームは5月に上田市で開催された県予選会でアベック優勝し全国出場を決めた。全国大会は、女子が千葉県で8月4日、男子が三重県で11日、開幕する。
わらべ歌マッサージ学ぶ 大町 美麻公民館で親子教室

 大町市美麻公民館は26日、美麻総合福祉センター梨嶺母子健康センター多目的ホールで1歳未満児を対象とした親子教室「コアラクラブ」を開いた。
 同公民館では1歳未満を対象とした「コアラクラブ」と、1歳以上対象の「パンダクラブ」の2つの親子教室を実施。コアラクラブはことし、6月に開講しリトミックや読み聞かせ、ベビーマッサージなどのプログラムを全5回実施する。
 本年度2回目のこの日は、NPO法人女性健康支援SANBAの会を講師に「わらべ歌マッサージ」が指導された。生後2か月〜8か月の赤ちゃんとその母親が参加。母親たちの優しい歌声が響き、親子はふれあいのひとときを過ごした。
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