2016年8月10日(水)付

高瀬渓谷3ダム巡る 大町完成30周年 40人が自然も満喫

 大町市の国土交通省・大町ダム管理所は9日、ダム完成30周年記念イベントとして初めての「高瀬渓谷 夏の3ダムめぐり」を開催した。地元や県内外から親子連れなど約40人が参加。国内有数の規模を誇る大町、七倉、高瀬の3つのダムを見学し、施設が地域に果たす役割を学びながら、高瀬渓谷の美しい自然を満喫した。
社会性育む農業体験 白馬高 入寮生がボランティア

 白馬高校の男子寮「白馬・小谷教育寮しろうまPal House(パルハウス)」の入寮生は本年度、神城の農業法人・白馬ファーム(武田昭彦代表)で定期的に農業体験ボランティアを行っている。
 校内での勉学だけでなく、積極的に地域とかかわりながら生徒の社会性を育んでいこうと実施。2年生、3年生も積極的に参加し、さまざまな農作業を体験することで食の大切さや農業への理解を深めている。
夏休みの優雅なひととき 子どもたちの七夕茶会 小谷

 小谷村千国で煎茶道「方円流」の師範をつとめる矢口恵子さんはこのほど、同村の学童クラブ「がったクラブ」の子どもたちを招き、煎茶の手前を披露する「七夕茶会」を開いた。
 日本の伝統文化にふれることで礼儀作法を身につけてもらい、健康的で健やかな子どもの育成に貢献しようと昨年から始めた。
山岳画巨匠の吉田博紹介 「山の日」迎え信濃大町駅に展示

 JR信濃大町駅待合室の一角に、北アルプスの作品も多く手掛けた山岳画の巨匠・吉田博(1876〜1950年)を紹介するコーナーが登場した。初めての国民の祝日「山の日」も迫り、信濃大町駅が開業100年を迎える中、「岳都大町」をさらに広く発信しようと考えた、県内外の仲間のつながりで実現した。
モーターコアを製作 黒田精工で中高生が体験 池田町

 池田町の黒田精工長野工場で5日、内閣府や経団連などが取り組む夏のリコチャレ(理工チャレンジ)応援イベント「クロダものづくり体験教室」が開かれた。同町や大町市から中学生と高校生12人が参加し、ものづくりの楽しさに触れた。
観光客にきれいな大北を 建設労組道路のごみ拾いボラ

 大北地域の建設産業職人でつくる大北建設労働組合(丸山更組合長)は7日、大北地域の主要道路で地域貢献活動のごみ拾いを実施した。観光シーズン中に、地元の地域への感謝を込めてボラで貢献した。
 約150人の組合員が早朝から手分けして、大町市や池田町、松川村、白馬村などで、国道147・148号や県道、市道などの公道に落ちているごみを拾った。夏に訪れた観光客に心地よく大北地域を過ごしてもらう願いを込めた。
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