2016年8月28日(日)付

「防災の日」大町で訓練 地域一体で災害へ対策

 大町市は27日、「防災の日」(9月1日)にあわせた地震総合防災訓練を、西公園グラウンドを主会場に開いた。熊本地震など大規模災害の教訓を踏まえ、行政や企業、住民などが一体となった地域ぐるみの訓練で災害への意識を高めた。
水の大切さ体感 大町 水土里ネット親水イベント

 大町市土地改良区や高瀬川上流水利運営委員会などでつくる水土里ネットおおまち主催の第17回親水イベント「土・人・水」が27日、平小熊原の越荒沢親水広場で開かれた。家族連れなど約70人が参加し稚魚の放流など通じ地域を潤す水の大切さを体感した。関連イベントのかかしコンテストは、大黒町農家組合の制作作品が最優秀賞に選ばれた。
豊作願い定植作業 小谷 人気の雪中キャベツ

 小谷村で「雪中キャベツ」の苗の定植作業が行われている。収穫期を真冬にあわせて育て、雪から掘り出して収穫される。冬の豊作を願いながら、栽培農家が猛暑の中で作業に汗を流している。
地震災害伝承館で教訓学ぶ 白馬三日市場 木島平村の民生委員ら視察

 木島平村の民生児童委員協議会の委員や村の福祉関係者らがこのほど、白馬村三日市場の柏原孝至さんが管理する「地震災害伝承館」を視察に訪れた。被災当時の姿を残す施設から震災の恐ろしさを肌で感じるとともに、震災を教訓とした防災意識を高めた。
命や人権の大切さ説く 松川村でフォーラム 盲学校元教頭・竹内さん招く

 「まつかわ村人権フォーラム2016」(松川村男女共同参画審議会・松川村人権教育推進協議会・村公民館主催)の講演会がこのほど、すずの音ホールで開かれた。岡山県立岡山盲学校の元教頭・竹内昌彦さんが「私の歩んだ道〜見えないものから見えたもの〜」と題し、苦難に満ちた半生を振り返りながら、命や人権の大切さを説いた。
古民家に宿泊自然を満喫 浦安市の小学生八坂で交流

 千葉県浦安市と同市教委の小学6年生を対象とした体験宿泊が大町市で行われた。同市内の17の小学校から希望者を募り抽選で32人が参加。自然体験や地域の子どもたちとの交流を満喫した。
 浦安市がことし初めて行う「ふるさとうらやす自立塾」の一環。さまざまな体験を通して自立心を養う場にと始まった。大町市八坂の山村留学センター「育てる会八坂美麻学園」への短期留学を主に、24日から5泊6日で滞在。キャンプや山登り、カヌー、山留センターでの太鼓発表などによる交流会、古民家宿泊体験などを行った。
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