2016年9月14日(水)付

北ア山麓に奉納太鼓の音色響く 国営公園 喜多郎さん出演監修盛大に

 世界的音楽家の喜多郎さんが出演・監修する「第4回北アルプス奉納太鼓」(同実行委員会主催)が10日夜から11日早朝にかけ、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区で開かれた。喜多郎さんをはじめ、大北地域和太鼓チームメンバーらの力強い太鼓の音色が北ア山麓に響いた。
 奉納太鼓は、大自然に感謝し、夜通し太鼓を打ち鳴らすイベント。今回は初めて、同公園を会場に開き、県内外から600人を超える参加があった。
秋の例大祭伝統神事や奉納

 大町市内の神社で10日と11日、秋の例大祭が行われた。住民たちが伝統の神事や奉納行事で、五穀豊穣や地域の平安などを願った。


十日町竈神社

 十日町の竈かまど神社では、相撲や田楽灯籠の市中行進、花火などの奉納行事が行われた。境内には出店が立ち並び、多くの参拝客でにぎわった。
 11日は奉納相撲が行われ、県相撲協会の選手17人が土俵の上で激しい力比べを繰り広げた。参拝者らが周りで、力士のしこにあわせて「よいしょ」の掛け声を響かせ、無病息災などを願った。
常盤一本木神社

 常盤の一本木神社では、伝統の神楽や獅子舞の奉納などが行われ、住民たちが力強く頭を振る獅子を囲み、無病息災を願った。
 一本木神社では少子化などに伴い、かつて神楽と獅子舞を担っていた若キ連に代わって、上一と下一両地区の神楽保存会が奉納している。それぞれが雄と雌の獅子舞を披露している。
透明感ある音楽楽しむ 松川村 クリスタルシンフォニーコンサート

 松川村の秋恒例「クリスタルシンフォニーコンサート2016」(村観光協会クリスタルシンフォニー部会主催)は10日、すずの音ホールで開かれた。来場者約200人が、「すずむしの里」ならではの透明感ある音楽を楽しんだ。
安曇野安協 コンテストで安全確認 高齢者の事故防止図る

 安曇野交通安全協会は11日、第25回高齢者ドライバー安全運転コンテストを安曇野市穂高の穂高自動車学校で開いた。「敬老の日」や「秋の全国交通安全運動」に合わせ、高齢者の事故防止を図ろうと、住民ドライバーの運転技術とマナーを審査した。
 コンテストは同校と安曇野署の協力で開催。穂高、豊科、三郷、明科、堀金の各支部から、それぞれ1チーム5人が出場し、団体と個人で優勝を競った。
「こども園おひさま」開園 哲学者シュタイナーの教育を実践 池田

 「安曇野シュタイナーこども園おひさま」が、池田町会染のゲストハウス・シャンティクティの敷地内に開園した。オーストリアの哲学者ルドルフ・シュタイナー(1861〜1925)の人間学をベースに、安曇野の豊かな自然と里の暮らしを生かした教育を実践する。
トップページ 9月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C)2016 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.