2016年9月22日(木)付

假屋崎さんの装花に魅了 信濃大町『恋華めぐり』始まる

 花で大町市内を彩る「假屋崎省吾 信濃大町『恋華めぐり』2016」(同実行委員会主催)が21日、始まった。世界的華道家の假屋崎さんが手掛けた作品が、国営アルプスあづみの公園などを会場に存在感を示し来訪者を魅了した。
 同公園インフォメーションセンター内に飾られた作品は、高さ、幅、奥行きとも3bほどある大作。同日午前中、假屋崎さんが30分ほどで仕上げた。黒部ダムの流木や実をつけたナツハゼ、色鮮やかなトルコキキョウやヒマワリ、アスターなど地元産の花をふんだんに使った。
安全運転街頭で啓発 各地で秋の全国運動始まる

 「秋の全国交通安全運動」が21日から、始まった。初日は大北地域各地でも街頭指導や人波作戦などが展開され、交通マナーやルールの遵守を地域へ呼び掛けた。
 池田町の道の駅池田では、池田松川交通安全協会が交通指導所を開設した。同協会会員や両町村の議員や職員、ヤングドライバークラブのメンバーなど約100人が参加。ドライバーに交通安全運動を周知するチラシや啓発グッズを手渡しながら、「秋の交通安全運動期間中です。安全運転でお願いします」などと呼び掛けていた。
明日の元気懐メロ響く 白馬村シニアクラブが歌声喫茶

 白馬村の高齢者でつくる白馬村シニアクラブ(下川辰男会長)は21日、健康教室の一環で「うたごえ喫茶」を飯森体育館で開いた。70代を中心とした高齢者や隣接する仮設住宅で暮らす人たち約40人が集い、声をそろえて懐かしのメロディを響かせた。
 歌を通した心身の健康づくりにつなげようと、村内のNPO「健學塾」を講師に実施。来場者がリクエストしたカラオケの音源に合わせて、「北国の春」「ここに幸あれ」など、懐かしの流行歌や童謡、演歌を歌った。
大町・仁科神明宮秋の例祭 歴史に触れる太々神楽奉納

 大町市社宮下の国宝仁科神明宮で19日、秋の例祭に合わせ、県指定の無形文化財「太々だいだい神楽」が奉納された。訪れた参拝者やアマチュアカメラマンなどが舞台を観賞し、地域の歴史・文化に触れた。
 太々神楽は地域を治めた仁科氏の時代から続くとされ、「剣の舞」「岩戸神楽」「五行の舞」「水継」「幣の舞」「龍神神楽」「道祖神」の7座で構成。面や装束を身に着けた氏子の青年たちが、笛や太鼓の音色に合わせて舞を披露する。
昔の輝き取り戻せ トンボのモニュメントメンテナンス 安曇養護学校

 池田町の安曇養護学校に飾られていたトンボのモニュメント7体のメンテナンス作業が、作者のステンレス彫刻家・中嶋大道さん(72)=安曇野市穂高牧=の自宅のアトリエで行われている。本来の輝きを取り戻すべく、磨きの作業に精を出す。
 同校舎の耐震工事に伴い、玄関ホールの天井に吊されていた作品をこのほど回収した。中嶋さんの申し出で、28年越しのメンテナンスを実施。下旬に再び取り付ける。
競技に全力盛り上がり 白馬北小、南小、小谷小で運動会

 白馬村の白馬北小・南小学校、小谷村の小谷小学校でこのほど、校内運動会が開かれた。好天に恵まれ、児童をはじめ保護者や地域住民が一体となって盛り上がった。
 このうち白馬南小学校では「仲間を信じて自分から走り出せ!」をスローガンに掲げた。児童会長のベイカ魁さんは「赤組白組、スローガンどおりに自分から走り出せるよう、頑張ってください」とあいさつ。紅白の気合いの入った応援合戦を合図に競技がスタートした。
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