2016年9月30日(金)付

地震防災の実践力高める 県対策本部 「震度7」想定し訓練 大町

 県災害対策本部北安曇地方部は29日、大町市の県大町合同庁舎などで大規模地震災害を想定した防災訓練を実施した。熊本地震を教訓に従来の想定から震度を引き上げた他、県防災情報システムを初めて活用した実践的な訓練に取り組んだ。
高齢者や子どもの事故防止 大町ヤンドラクラブが啓発

 秋の全国交通安全運動(30日まで)期間にあわせて、地元企業の若手社員などでつくる大町地区ヤングドライバークラブは28日、大町市立大町総合病院入り口で街頭啓発を行った。近年増加する高齢者や子どもがかかわる事故を防止しようと、高齢者や子ども連れなどの病院利用者に交通ルール順守や反射材着用など自ら身を守ることを呼びかけた。
林業体験歴史風土学ぶ 東京の武蔵野一中生 里山整備に「むら歩き」 小谷

 東京都武蔵野市の市立第一中学校(若槻善隆校長)の1年生87人が27日から10月1日まで、農山村での体験授業「セカンドスクール」で大北地域を訪れている。28日は小谷村中土地区の里山で林業作業と、ことし初めて取り入れた「中谷のむら歩き」を体験。自然特性を生かした農林業と、そこに暮らす人々の歴史文化について学びを深めた。
冊子寄贈安全に役立てて 日本公衆電話会が白馬北小に

 NTT公衆電話の管理委託の受託者でつくる公益財団法人・日本公衆電話会長野支部は26日、児童の安全意識を促す「こども手帳」などを白馬村の白馬北小学校に贈った。
 「こども手帳」は子どもたち自身が事故や犯罪、災害などから身を守るために、注意点やネットマナー、通学路マップやけがの応急手当などのポイントを記したオリジナル小冊子。4年生から6年生全員を対象に180セットを手渡した。
地元の「米と味噌」知る 白馬で「しなの食大学」

 大北調理師会は27日、「しなの食大学」の第3回を白馬村役場で開いた。大北調理師会白馬支部の会員や一般参加者ら多数が参加して、講義と実習で地元食材への理解を深めた。
 ことしのテーマは「米と味噌」。講義ではコメに焦点をあて、村役場農政課や北安曇農業改良普及センターの職員が、村特産品の紫米について説明した。紫米の優れた栄養価に着目し、観光地としての魅力向上と地域農業振興のため、栽培に取り組んだ経緯を紹介した。
労ねぎらい健康長寿願う 大町の八坂地区敬老会

 大町市の平成28年度八坂地区敬老会が28日、明日香荘で開かれた。75歳以上の高齢者を招待しもてなし、これまでの労をねぎらい健康長寿を願った。
 地区内75歳以上186人のうち92人が出席した。地元園児や小学生の踊りなどの発表に「かわいらしいですね」などと穏やかな表情を浮かべていた。
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