2016年11月2日(水)付

岳陽高生“先生役”で授業 「教えて学べる」「質問しやすい」
大町第一中で学習支援体験


 「解けたね!いぇーい」。大町市の大町第一中学で放課後、高校生が中学生に勉強を教える光景が見られる。大町岳陽高校が進路指導の一環で初めて取り組む「学習支援体験」。将来、教育関係への進学を視野に入れる生徒が“先生役”を務めている。一足早い教育実習的な試みで、高校生からは「教えることで学ぶことが多い」、中学生からは「年齢が近く質問がしやすい」などの声が聞かれる。
伝統のかやぶき屋根守れ 小谷 ボラも協力材料の刈り取り

 文化庁の「ふるさと文化財の森」に指定されている、小谷村千国乙の「牧の入茅場」で、昔ながらの伝統的かやぶき民家の屋根に使用するカヤの刈り取り作業が行われている。同村のかやぶき職人・松沢朋典さんが中心となり、今では貴重となった日本の伝統技術を継承するための資材確保として、毎年秋に実施。家族やボランティアらの協力で、手刈りで黙々と作業に汗を流している。
餅つきで秋の収穫喜ぶ 大町どんぐり保育園

 大町市社山下のどんぐり保育園(若林きみ子園長)はこのほど、同園玄関前の広場で餅つきを行った。12`の地元産もち米を4回にわけてつき、その日の給食で味わって秋の収穫の喜びを満喫した。
 未満児から年長児までの45人の全園児が見守る中、社公民館主事の中島俊昌さんが餅をついた。辺りには蒸されたもち米の香りが漂い、園児たちはつく前のもち米の味見も行った。年長児9人はねじり鉢巻き姿で餅つき体験を楽しんだ。
小学校に集い成果発表 大町 八坂地区文化祭催し多彩

 大町市八坂地区の文化祭は10月29日と30日、八坂小学校で開かれた。作品展示やステージ発表、講演会など多彩な催しで地区住民が活動を発表した。体育館や校内では、子どもの工作や盆栽、書道、農産物やハロウィーンカボチャなど地区内のサークルや児童・生徒の力作が並んだ。
池田の秋空に快音 本社杯ゲートボール大会

 池田町ゲートボール協会(臼井通浩協会長)は10月
30日、第15回大糸タイムス杯ゲートボール大会を町農村広場で開いた。自治会単位の支部ごとに組んだ9チーム54人がリーグ戦で戦い、秋空に快音を響かせた。
 開会式で臼井会長は「日頃の成果を生かし、会員同士の親睦を深めながらけがの無いように頑張って」とあいさつ。選手たちは息の合ったチームワークと戦略で、頭脳戦を展開した。
子育てママの行楽弁当 大町 児童センターで料理教室

 大町市児童センター(松沢京子所長)はこのほど、同館内で恒例の「クッキング教室」を開いた。1・2歳の未就園児を子育て中の母親7人が参加。託児を利用するなどして行楽弁当を手作りした。持参した弁当箱に詰めて、子どもと一緒に会食を楽しんだ。
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