2016年11月10日(木)付

119番の日火災予防を 大町消防署各地で呼び掛け

 空気が乾燥し火災が発生しやすい時季に火災予防思想の一層の普及を図ろうと、北アルプス広域各消防署は秋季全国火災予防運動(9〜15日)初日で「119番の日」の9日、各地で火災予防の啓発活動を行った。地域住民へ火の取り扱い注意を呼び掛けた。
大町「囲碁村」で交流 北海道北見支部が視察

 日本棋院が認める全国唯一の「囲碁村」としてまちづくりが進む大町市に8日、北海道の日本棋院北見支部が視察に訪れた。日本棋院大町支部や市アルプス囲碁村推進協議会の小学生棋士との交流戦などを通じ、囲碁村の取り組みに関心を寄せた。
 視察に訪れたのは北見支部の15人。交流戦は、囲碁村の活動拠点である東町の囲碁村会館で行われ、指し合いで心を通わす「手談」で打ち解けた。
地域づくりの成果発表 大北地域県支援金活用の5団体

 県の「地域発元気づくり支援金」を活用した北安曇地方事務所管内の「地域づくり事業成果発表会」が8日、大町市八日町の「塩の道ちょうじや」で開かれた。平成27年度優良事例として5事業を表彰し、事業を展開した各団体が、成果と課題、今後の取り組みについて報告しながら地域づくりのノウハウを学び合った。
農場自慢の新米食べ比べ 白馬のしろうま農場収穫祭

 白馬村の農業法人ティーエム・しろうま農場(津滝俊幸社長)はこのほど、飯森地区の同農場直営の「農かふぇ」で恒例の収穫祭を開いた。自社農場で栽培した新米4種食べ比べやきのこ汁の振る舞い、餅つきや新鮮野菜の販売など、さまざまなイベントが行われ、地域住民や観光客でにぎわった。
酒造りの神事「松尾様」 池田・大雪渓酒造 安全と成功願う

 池田町会染の大雪渓酒造(薄井敦行社長)はこのほど、酒造りの神事「松尾様」を行った。寒仕込みが始まる時期に、作業の安全と成功を願う祭り。
 松尾様は日本酒醸造の祖神と伝えられる松尾大社(京都市)の尊称で、多くの酒蔵で祭られている。ことしの同社の酒造りは9月28日に始まり、蔵人がそろうのを待ち、町内八幡神社の平林秀文宮司により神事が行われた。
観光関係者シーズンに期待 里で早い初雪大北にも冬の頼り

 北からの寒気が流れ込み冬型の気圧配置が強まった影響で9日、大町市北部から白馬村、小谷村にかけて、平地で今季初の降雪に見舞われた。
 アメダスによると、同日の最低気温は白馬村が0・4度、大町市が1・1度と11月中旬並み。降水量は0・0〜1・0_程度だが、特に白馬村北城から北部では道路わきやペンション街、里のゲレンデも白く染まり、ボンネットの上に数aが積もっている自動車の姿も見られた。
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