2016年11月15日(火)付

大町で1泊2日の初レース 全国から1000人山野を歩く

 夜の大町市中山高原に、数百に及ぶテントの花"が咲く珍しい光景が広がった。「OMM」と呼ばれるイギリス発祥の山岳アドベンチャーレースが12日と13日、同市を会場に初めて開かれたが、出場者は何と500組・1000人というマンモス大会。
初日のゴール地点で宿泊場となった同高原キャンプ場は、全国のアウトドアファンがひしめく大にぎわいの夜となった。
全国から山岳ガイド一堂に 白馬自然ふれあい集会

 日本山岳ガイド協会(谷垣禎一会長)は14日と15日、白馬村内で「白馬自然ふれあい集会2016」を開いている。全国のガイドなど会員が集う代表者会議や遭難対策研修会とともに、祝日「山の日」施行記念として、映画「エヴェレスト〜神々の山嶺〜」上映や原作者・夢枕獏さんのトークショーが行われ、住民らも山岳や山岳ガイドの仕事に親しんだ。 
多彩な演奏観客を魅了 山の音楽家 チャリティーコンサート

 白馬村と小谷村を中心とした愛好者でつくる吹奏楽団・山の音楽家(平澤英治団長)は12日、第29回定期演奏会を白馬村のウイング21ホールで開いた。収益を社会福祉に役立てるチャリティーのコンサートに村内外から観客が集まり、楽しく音楽を奏でる団員の熱演を楽しんだ。
台湾訪問団リンゴもぎ取り 松川村の友好都市 収穫通じて交流

 松川村と友好都市を結ぶ台湾彰化縣鹿港鎮の訪問団一行が12日、同村の遠藤喜郎さんの農園を訪れ、リンゴのもぎ取りを体験した。黄振彦鎮長はじめ、縣の議員や行政関係者など39人が、たわわに実ったふじりんごをもぎ取り、秋の味覚を堪能した。
住民の力を防災に 秋の火災予防運動 大町市で訓練

 大町市は13日、秋の火災予防運動に合わせた大町地区の住民参加型訓練を市役所で開いた。自主防災会役員や親子など、大町地区の住民約50人が参加。神城断層地震の被災から2年が近づく中、救出・消火・救護・救命の各ブースを体験し、被災時に役立つ知識を身に付けた。
1年間の活動成果披露 ピュアフェスタにぎわう 15日まで 大町市平

 大町市女性未来館ピュア(平公民館)で活動するサークルが一堂に会する第29回「仁科の里ピュアフェスタ」が13日、同施設で行われた。日ごろの練習や活動成果を舞台で披露し合った他、手づくりのそばやおやきなども販売し、地域住民でにぎわった。作品展は15日まで開かれている。
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