2016年11月23日(水)付

大北3人が優秀賞輝 信州ねんりんピック高齢者作品展

 2016信州ねんりんピック県高齢者作品展で、大北地域の3人が入賞に輝いた。大町市神栄町の横澤和子さん(81)は手工芸で県長寿社会開発センター理事長賞、白馬村みそら野の横山忠利さん(78)は彫刻で県共同募金会長賞、池田町中鵜の関川秀孝さん(66)は写真で奨励賞を受賞した。
 同作品展は、日本画、洋画、彫刻、手工芸、書、写真の6部門に県内各地から254点の応募があった。大北からは11点。
小谷小・中学校で非常食体験

 小谷村の小谷小学校と小谷中学校で22日、災害用の非常食を用いた給食が提供された。小谷小では、調理せずとも食べられる学校給食用非常食のレトルトカレーとようかん、ペットボトルの水が児童117人に配られた。子どもたちは災害時を想定して食べ「けっこうおいしい」「いつものカレーと味が違う」などと味わった。
 非常食は村が学校に備蓄しているもの。この日に合わせたのは、災害の記憶を忘れず備えることを児童や家族に伝えるねらい。下校時には、保護者への引き渡し訓練も行った。
野球部支援を継続 大町岳陽高OB会発足

 大町岳陽高校野球部OB会は19日、発足式を大町市の大北農協会館アプロードで開いた。会員や野球部の指導者、保護者ら関係者約50人が出席。前身の大町高校野球部OB会からの伝統を引き継ぎ、現役選手の支援と育成に向け気持ちを新たにした。
 OB会は大町高と大町北高の合併による新校の誕生に伴い、ことし4月から新たな組織として再出発。会長には中牧盛登氏が就任した。北高に野球部がなかったため、大町高OB会からの会員約500人が所属している。
白馬の伝説手作り劇で披露 松川劇団すずの音第6弾公演

 松川村などの有志らでつくる劇団すずの音(梨子田芳正代表)は20日、ふるさと民話第6弾「河童(かっぱ)の水神薬(すいじんやく)」をすずの音ホールで開いた。子どもから大人までの団員たちが、ユーモアを交えて心温まる手作りの劇を披露した。
 白馬村大出地区に伝わる伝説をもとに、カッパと人間の交流を描き出した。子役のカッパたちはユニークな手作り衣装とメークで、カッパらしさを演出。幕の合間には、松川村に立ち寄った旅人役が登場し、観客に語りかけるなどして、ステージを盛り上げた。
楽球会、THクラブが優勝 大町早起き野球閉幕健闘たたえる

 大町市早起き野球連盟(勝野徳一会長)は19日、平成28年リーグ戦大会の表彰式・納会を仁科町の俵屋で開いた。Aリーグは楽球会、BリーグはTHクラブが優勝した。
 勝野会長は優勝した両チームに祝辞を送るとともに、大きなけがや事故がなく無事終了したことに感謝。全選手約120人のうち36人の全試合出場を「最も価値がある賞」とたたえた。5月の市内での中部日本大会開催、秋の県選手権大会でのTHクラブの2連覇3回目の優勝などを振り返り、選手の健闘に感謝した。
 楽球会の堀茂監督は「メンバーが早起きし試合に臨み、チームの和で優勝できた」と選手をたたえた。
 THクラブの鈴木敦主将は「2連覇でき、感無量。日々積み重ねてきた努力が実ってうれしい」と喜びを語った。
念願の昇格果たす 大町FCU-15中信1部リーグへ

 大町市の大町フットボールクラブ(FC、福嶋博幸監督)は今シーズン、U―15中信1部リーグへの昇格を決めた。2部Aで13勝2敗1分と2位につけ、1部9位の穂高西中との入れ替え戦で勝利を収めた。平成25年に現行のリーグ制度になって以来、初の1部昇格。
 大町FCは市内を中心に中学生35人が所属する。2部Aリーグで9チームによる総当たり2回戦を戦い、仁科台中のキャプテン内藤光佑選手や、同じく得点王に輝いた縣康太郎選手ら3年生を中心に活躍し連勝。対穂高西戦も4―0で圧勝した。
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