2016年12月4日(日)付

被災建物から住民を守る 池田で大北危険度判定訓練

 県北安曇地方事務所と県建築士会大北支部は3日、被災建築物応急危険度判定の模擬訓練を池田町で開いた。被災した建物の倒壊や落下物などによる2次被害から住民を守ろうと、大北管内の建築士や行政職員約20人が実践を通じて応急判定の方法を学んだ。
元気に年越しを 大町LC が鹿島荘にユズ贈る

 大町ライオンズクラブ(中村俊久会長)は3日、養護老人ホーム鹿島荘(丸山純生所長)を訪ね、ゆず風呂用ユズ10`を贈った=写真。
 中村会長は「お年寄りのみなさんにゆず風呂を楽しんでいただき、風邪を引かないように気持ちよく年を越していただきたい」と手渡した。
 同施設の生活指導員の丸山紀美江さんは「利用者の方々はゆず風呂を毎年楽しみにし、喜んでおられます。ありがとうございます」と受け取った。
職員特技持ち寄り初演奏 大町病院を守る会 イルミ点灯式に合わせコンサート

 大町病院を守る会(北村喜男会長)は1日、市立大町総合病院でイルミネーションの点灯式に合わせた初めてのコンサートを開いた。医師や研修医ら病院職員がそれぞれの特技を持ち寄り、楽器の演奏を住民に披露した。
 病院南棟「さくら」では、検査室の女性職員9人がクリスマスの衣装で登場。「MT(メディカル・テクノロジー)ガールズ」と銘打ち、ハンドベルで「きよしこの夜」や「第九」を演奏した。医師もトランペットやチェロなど特技を生かした演奏で、来場者を魅了していた。
落語や腹話術で活気 松川村ちひろ公園 「電車寄席」

 松川村の安曇野ちひろ公園トットちゃん広場で27日、「電車寄席」が開かれた。親子連れなど約40人が訪れ、レトロな車両を会場に、落語や腹話術を楽しんだ。
 鴨川亭こう幸さんが人形を使った腹話術を披露した。「大阪と比べてどう?」「寒いでーす」、「得意技は?」「歌、マジック、手相!」などと愉快なやり取りを繰り広げ、人形が得意という技を次々と披露。漫才のようなやり取りが、会場の笑いを誘った。
年末に向け犯罪注意 大町署など大型店前で啓発

 年末特別警戒(1日から31日)に合わせ、大町署と大町市社地区防犯協会、同女性部、SST(セーフティサポートチーム)は1日、市内のザ・ビッグ信濃大町店で啓発活動を行った。会員など約10人が特殊詐欺や空き巣など年末に増えやすくなる犯罪への注意を呼びかけた。
 啓発グッズには、ことし10月に池田町で行われた防犯、交通安全啓発イベント「安全・安心ふれあいフェスティバル」で大町岳陽高校書道部のパフォーマンスで制作された「なくそう犯罪増やそう笑顔」などと描いた書道作品を掲載したポケットティッシュを用意。買い物客に「年末特別警戒中です」、「お気をつけて」などと語りかけていた。
県内一斉に交通安全 松川村に指導所開設

 県内一斉の「年末の交通安全運動」が1日、始まった。池田松川交通安全協会は、交通指導所を松川村の道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」の駐車場で開設した。各自治体の職員や議員、ヤングドライバークラブなどから約100人が参加し、地域一丸となって安全運転を呼び掛けた。
 子どもと高齢者の交通事故防止を基本に、夕暮れ時と夜間の事故防止、飲酒運転の根絶などを重点項目に実施。通行するドライバーに、キーライトなどの啓発グッズを手渡し、「安全運転でお願いします」と話した。
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