2016年12月9日(金)付

食文化通じて国際交流 大町公民館の日本語教室

 大町市の大町公民館は7日、外国人を対象にした日本語教室の一環で、年末交流会を開いた。ボランティア講師の住民や日本で暮らす外国人など約40人が参加し、ベトナム人受講生手作りの料理を囲みながら交流を深めた。
 交流会は各国の食文化に親しむ機会として、毎年担当する国を変え開催されている。ことしは市内の事業所で働くベトナム人女性たちが、母国の祭りなどで食べられる料理「ボンチャ」を調理。デザートにぜんざい「チェ」も振る舞った。
スノーシーズン滑り出し 八方・栂池オープンきょうから五竜も

 強い寒気よるまとまった雪の影響で、白馬村や小谷村のスキー場で8日、一部のゲレンデがオープンし、冬を待ちわびたスキーヤーたちが訪れていた。関係者はスノーシーズンの順調な滑り出しに喜び、雪に恵まれた冬を期待している。
大北ゆかりの音楽家集う 白馬ではつゆきコンサート

 白馬村のウイング21でこのほど、「はつゆきコンサート」が開かれた。村内外で音楽活動にかかわる人々が一堂に会し、住民がより身近に音楽に触れられる地域づくりを目的に、昨年から実施。ことしも地元の愛好家をはじめ、東京の一流音楽大学で学ぶ学生や、音楽教諭ら多数が出演。一人ひとりが十二分に実力を出し切った熱演を繰り広げ、聴衆を魅了した。
中学生が企画、運営 小谷クリスマス会にぎやかに

 小谷村青少年育成会と村公民館はこのほど、同村役場でクリスマス会を開いた。企画から運営まで中学生が主体となって行う恒例行事。80人余りが参加して、ひと足早いクリスマス気分を楽しんだ。
 中学生は、会場係、料理係、ケーキ作り係のグループに分かれて、準備から運営まで主体となって会を進行した。料理はクリスマスに欠かせないケーキやパエリアなど、華やかで本格的な
メニュー。協力しながらにぎやかに作った。
本読み活字に親しんで 高瀬LC 小学校に図書券寄贈

 高瀬ライオンズクラブは6日、松川村の松川小学校を訪れ、図書券2万円分を寄贈した。青少年育成活動の一環で、毎年池田町と松川村の各小学校へ贈っている。
 会長の五十嵐國明さんと幹事の寺島正治さんが、木下潤児校長に図書券を贈呈した。木下校長は「児童の8割が本をたくさん読んでいる」といい、「何よりも本を読むのが学びに重要。生涯の中で大きな糧になる。とてもありがたい」と感謝の気持ちを表した。
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