2017年1月8日(日)付

黒部ダムカレーカード企画 大町推進協が市内18提供店に

 黒部ダムカレーを提供する飲食店に、ダムカードならぬ「ダムカレーカード」が登場した。大町市内を中心とする18の提供店でつくる黒部ダムカレー推進協議会(渡邉徳久会長)が、コレクターが多く存在するなどダムカードの人気にあやかり企画した。カードは各店限定400枚で、ダムカレー注文者にプレゼントする。
 カードはそれぞれ、自身の店で提供する黒部ダムカレーを紹介。項目は、本家のダムカードにならい、管理者や所在地、形式、ゲート、堤高・堤頂長、総貯水容量、完成年。ダムカレーカードでは、管理者が店名、「ドーム型アーチ式ライスダム」「スプーンゲート」「総貯水容量360t」(カレールーの量)などと遊び心満載だ。
一面の銀世界に大興奮 千葉県白子町の小中生スキー研修 小谷

 小谷村と姉妹都市提携を結んでいる、千葉県長生郡白子町の3つの小中学校の児童生徒93人が、6日から8日まで2泊3日の「小谷村スキー研修」で同村を訪れた。ことしは雪不足で開催が心配されたが、5日にまとまった降雪があり、パウダースノーの絶好の雪質に恵まれるなか、スキーや雪遊びを楽しんだ。
 白子町から村まで6時間の深夜出発にもかかわらず、早朝の到着で雪を見た子どもたちは一面の銀世界に「ふかふかで気持ちいい」「初めての感触」と大興奮。スキー教室前に雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりして、長いバス旅行の疲れも見せず新雪の感触を楽しんでいた。
新年初行事にもちつき 白馬しろうま保育園で体験

 白馬村のしろうま保育園は6日、新年度最初の行事の「餅つき誕生日会・お節料理会食会」を開いた。園児に臼ときねを使って昔ながらのやり方でつく伝統的なもちつきを体験してもらい、子どもたちに日本の食文化を守り伝える恒例行事。2つの臼で全園児がもちをつき、自分たちでついたもちやおせちを味わいながら新年を祝った。
 もちつき大会は保育士一人ひとりがもちをつき、園児が数人ずつ協力して仕上げのきねをふるった。熱々のもち米が運ばれてくると、立ち上る湯気ともち米の匂いに園児たちは「もうおもちの匂いがする」と大興奮。ねじり鉢巻きをきりりとしめて順番を待ち、数人ずつ力いっぱいにきねを振るった。周りの子どもたちも「よいしょ、よいしょ」と大きな掛け声をかけ、元気な声が響き渡った。
自然とつながる暮らし提供 池田の「八寿恵荘」グッドデザイン賞

 株式会社相互(北條裕子代表取締役・東京都)がプロデュースする池田町広津の宿泊施設「八寿恵荘(やすえそう)」が、2016年度のグッドデザイン賞を受賞した。自然と人がつながる環境づくりと、これからのあるべき暮らし方を提供する宿をデザインコンセプトにした、心身共に心地よい空間と取り組みが評価された。
 同宿は昨年、ヨーロッパのオーガニック(有機)規格をベースにした日本初の「BIO HOTEL(ビオホテル)認証」を取得。内外装には自然素材を使い、地域の間伐材を有効活用したチップボイラーを導入。自社製のカミツレエキスを使用した大浴場を備え、厳選した素材の料理を提供するなど、環境への負荷を最小限に、地域資源を活用し、健康に配慮した場を提供する。
ことしの展望語り合う 松川村で新春賀詞交歓会

 松川村商工会は5日、新春賀詞交歓会を同村のすずむし荘で開いた。村内25団体の約100人が出席し、新年のあいさつを交わし、ことしの村の発展を願った。
 参加者は、「男性長寿日本一」と刻印されたヒノキ升を使って乾杯。昨年を振り返ったり、ことしの展望などを語り合っていた。
バッティングセンター開放 大町がんばりやさん地域貢献

 NPO法人北アルプスの風が運営する大町市社の「がんばりやさんバッティングセンター」は連日、野球少年のフルスイングで活気づいている。北アルプスの風は、冷え込み厳しく降雪量も多い地域の実情を理解し冬期間、地域の少年野球チームに、バッティングセンターを開放している。
 北アルプスの風は、店じまいしたバッティングセンターを再構築し昨年8月、営業を再開させた。障害がある子どもたちもスタッフとして働く場だ。北アルプスの風障がい福祉部長で共同作業所がんばりやさんの松澤重夫所長は「地域貢献を目的とした開放だが、スタッフと地元の子どもたちとの交流の深まりにも期待したい」と話す。バッティングセンターは現在、複数のチームが練習場所として活用している。
 7日、大町第一中学校の一中クラブがことし最初の練習としてバッティングセンターを訪れ汗を流した。
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