2017年2月10日(金)付

大町の雪原で地酒熟成 薄井商店が「雪中埋蔵」作業

 大町市内の雪原に掘られた巨大な穴に、クレーンを使って続々と運び込まれる日本酒。雪の中で約3か月間、熟成の時を重ねてゆく。市内の酒蔵・薄井商店(薄井朋介社長)は9日、白馬錦「雪中埋蔵」の貯蔵作業を行った。
 自然の雪を利用した日本酒の熟成は、同社が県内で初めて平成8年に行い、ことし22回目。
健康願い世代間交流 小谷老ク連園児と道祖神作り

 小谷村老人クラブ連合会はこのほど、村保育園で年中園児と「道祖神」作りを行った。園児がお年寄りから同村に伝わる古くからの風習を学び、一年の健康を願った。
 道祖神は村に伝わる小正月の風習の一つ。どんど焼きの会場に雪のほこらを作り、クルミの木を削った人形を供え、無病息災を願う。同園には相沢誠男会長と松本久忠副会長が来園し、子どもたちの道祖神作りの指導をつとめ、由来を解説した。
子どもの「短歌・俳句・詩」 池田町図書館 公募展の入選作品展示

 池田町図書館は、定型にとらわれない俳句を提唱した同町出身の作家・浅原六朗にちなんだ公募展「子どもがつくる短歌・俳句・詩」の入選作品を展示している。町内の小・中学校・養護学校から応募のあった約590点の中から選ばれた32点が並ぶ。

「スポーツ吹矢」学び鍛錬 大町 社公民館で初心者教室

 大町市社公民館で、「スポーツ吹矢」の初心者教室が開かれている。日本スポーツ吹矢協会大町北アルプス支部(山上忠雄支部長)を講師に初開催。全4回実施する。
 スポーツ吹矢は平成10年に日本で生まれた新しいスポーツ。腹式呼吸をベースにした呼吸法で、健康効果や精神力の鍛錬としても注目される。同支部は25年の秋に設立。市内の平公民館、常盤公民館で活動する。
1年学んだ力作並ぶ 12日まで  穂高「みらい」で写真展

 安曇野市穂高交流学習センター「みらい」で12日まで、写真展「∞(無限大)photograph session」が開かれている。同会場で開かれている写真教室に通う8人の生徒による作品展。
 教室は、各地でグループ展や個展などを開いている杉浦俊之さんが講師となり、毎月1回開いている。約1年間かけて学んだ生徒らが、初めて成果を発表する。
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