2017年2月15日(水)付

精鋭白馬に熱戦火ぶた ながの銀嶺国体スキー開幕

 第72回国民体育大会「ながの銀嶺国体」スキー競技会は14日、「氷雪にかがやけ君の技ちから」をスローガンに白馬村で開幕した。初日は開始式が行われ、全国から集った各都道府県を代表する精鋭選手ら約1700人の選手団が、熱戦を前に勢ぞろいした。
 ウイング21で行われた開始式では、各県の旗手が県旗を掲げて入場。最後を飾った長野県は、白馬村スキークラブ所属でコンバインド成年男子Aに出場する上村亮介選手が旗手を務めた。
 前回大会での男女総合優勝の北海道選手団がトロフィーを返還。長野県勢は雪辱を狙う。選手宣誓では、白馬高校出身でジャイアントスラローム成年男子Aに出場する関口快選手が選手を代表し、健闘を誓った。
脳の健康卓上で交流 常盤公民館 囲碁将棋マージャン大会

 大町市常盤公民館は12日、恒例の囲碁・将棋・マージャン大会を同館で開いた。市内外から幅広い世代の計50人が参加し、頭の健康を願う冬の文化行事を楽しんだ。
 マージャンには市内や大北各地から、過去最高の31人が参加。囲碁は小中学生の部に4人、ポン抜きは園児や小学生8人、将棋は一般と小・中学生の部に計6人が参加した。
地域と学校の協働探る 大町市八坂 コミュニティ・スクールの集い

 大町市の八坂公民館で12日、「地域で子どもを育てるためのコミュニティ・スクールの集い」が開かれた。八坂小学校と八坂中学校で学校支援ボランティアに取り組む住民、保護者、教職員など約50人が参加。本年度の活動成果や課題を振り返り、地域と学校が協働して子どもを守り育てる今後の取り組みに意見を出し合った。
かんじきで冬の“サバイバル” 大町発明クラブ雪の河川敷を散策

 大町市の大町エネルギー博物館で活動する大町少年少女発明クラブは11日、冬恒例の「かんじきトレッキング」を実施した。小学生を中心に子どもと保護者など16人が、雪深い籠川河川敷をかんじきを履いて散策。自作の携帯缶ストーブで昼食も作り、厳寒の“サバイバル”を楽しんだ。
幻想的に照らす冬の夜 すずむし荘 アイスキャンドルで歓迎

 松川村のすずむし荘は11日、アイスキャンドルで来場者をもてなす「鈴灯あかりの夕べ」を開いた。300個のキャンドルがゆらめき、幻想的な冬の夜を演出した。
 牛乳パックと筒状の缶の間に水を流し入れて凍らせたキャンドルが、温泉棟やレストラン、宿泊棟、露天風呂などの周りを優しい光で照らした。温泉棟の出入り口には、同施設の調理師が削った氷の彫像がお目見えした。村のマスコット・りんりんとリン太を描いたハート型の氷に、子どもたちの関心が集まっていた。
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