2017年2月24日(金)付

「健康経営」中信初の認定 大町市の相模組 経産省の「優良法人」に

 大町市大町の建設業・相模組(相模一男社長)が、従業員の健康増進を目指す「健康経営優良法人」に認定された。経済産業省の新制度で日本健康会議が認定証を授与。県内では9法人、中信地区では同社が唯一受けた。同社は「従業員の健康と幸せが業績向上につながる」とし、社員の提案も採用しながら今後も全社一丸となった身心の健康づくりを進める。
中国教育旅行長野へ誘致
県観光機構 北京の視察団スキー場に招待 白馬・小谷


 県観光機構は20日から24日まで、中国からのスキー教育旅行を誘致するため、北京市の教育関係者と旅行会社を県内スキー場への視察に招いている。23日は、白馬村・小谷村を巡り、天然雪に恵まれ多様なアクティビティーが楽しめる「HAKUBAVALLEY」の魅力を見せた。
笑顔広がる最高の滑り 小谷小 クロカンスキー記録会

 小谷村の小谷小学校はこのほど、同村栂池高原前山スキー場で「クロスカントリースキー記録会」を行った。3年生以上の児童80人が参加。数々の公式大会が開催されている本格的なコースで、本年度のスキー学習の集大成として、自らの記録更新に挑んだ。
 小谷小では厳しい冬の中で自然に親しみながら、小谷ならではのスポーツで古里を愛する心を育もうと、毎年体育の授業にアルペンスキーとクロスカントリースキーの、2つのスキー種目を取り入れ、児童の技術向上に力を入れている。
インフル「注意報レベル」 大北地域で2週連続

 大北地域のインフルエンザ患者数は第7週(13〜19日)、1定点当たりの届け出数が10・33人となった。前週の13・67人からは若干減少したが、2週続けて「注意報レベル」(10人以上)の高い数値で推移している。
 県大町保健福祉事務所は、現在流行しているのはA香港型だが、今後はB型が流行する可能性があるとし、引き続き感染予防対策の実施を呼び掛けている。全県では31・13人となり、2週連続で減少しているが、依然、1月25日発令の「インフルエンザ警報」(30人以上)が継続している。
純米吟醸「雨飾山」雪室に 道の駅おたりで作業

 小谷村の道の駅おたりはこのほど、小谷産の棚田米・あきたこまちと雨飾山の湧水を原料に仕込んだ、純米吟醸酒「雨飾山」を雪の中に埋める作業を行った。大町市の北安醸造の協力を得て、雪室で外気を遮断し、熟成を重ねる酒造り。ことしはしぼりたて無濾過原酒1・8g200本分を埋めた。
 関係者は室を作って酒を並べ、おいしい味になるよう願いを込めながら、ひとかけひとかけ雪で覆い封じ込めていった。雪に包まれた氷温環境により、酒はまろやかで繊細な風味が加わるという。掘り出し作業は4月を予定。
朗読で物語の世界にひたる 松川 「おとなのためのおはなし会」

 松川村図書館と村公民館はこのほど、「おとなのためのおはなし会」を村すずの音ホールで開いた。市内外からの来場者が、絵本の朗読やパネルシアターなどを通じて、物語の世界にひたった。
 イベントは大人にも図書に親しんでもらおうと不定期で開催し、36回目を数える。
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