2017年2月25日(土)付

北ア国際芸術祭まで100日 パスポートデザイン発表 引換券 全国コンビニで先行販売

 大町市内を36組のアーティスト作品で飾る北アルプス国際芸術祭の開幕(6月4日)までちょうど100日の24日、市役所などでセレモニーが行われた。同日から、芸術祭パスポート引換券の先行販売が全国のコンビスエンスストアで一斉に始まる中、パスポートデザインも発表。実行委員長の牛越徹市長は「国際芸術祭のアピールになお一層取り組む」と機運のさらなる高まりへ期待込めた。
 引換券の購入は、コンビニ内に備え付けの端末で手続きし、レジで精算。6月3日まで一般2000円、高校生1000円、小中学生300円で販売。以降は当日券で、一般2500円、高校生1500円、小中学生500円。
食の安全最優先に 白馬村学校給食施設 建設委員会が中間報告

 白馬村学校給食施設建設委員会(塩島弘之委員長)は24日、中間報告書を下川正剛村長に提出した。村内3小中学校に、安全で地域の食に親しめる学校給食を提供する施設の在り方をまとめた。
 報告書では、▽「食の安全」を優先的に考え、建築コストや美観にも配慮すること、▽中学校に接続する形で設置する、▽視察対応や児童生徒の食育の観点を考えた構造、▽酷暑や厳冬期、豪雪対応と安全な交通導線―の4点を提案した。
生きる力を育む食育 池田町議会主催の講演会

 池田町議会主催の食育講演会「この町の未来を託すこどもを育む食育〜学校・家庭・地域が連携して取り組む〜」が21日、町役場で開かれた。栄養教諭の市場祥子(さちこ)さん=上田市=を講師に、生きる力を育む食育について考えた。
 市場さんは、39年間県内各学校給食センターに勤務し、東京家政学院大学や松本大学などの非常勤講師、全国学校栄養士協議会会長などを歴任。「一人一人をたくましく育てなくては町の、国の活性化につながらない」「食と命は直結している」と述べ、子どもの心と体をつくる食事の大切さを説いた。
声と体で音楽楽しむ 松川の未就園児親子教室

 松川村公民館の未就園児の親子を対象にした家庭教育学級「桃太郎教室」は21日、声と体で奏でる即興音楽「からだオーケストラ」をすずの音ホールで行った。10組が参加し、親子で触れ合いながら、体を使ったユニークで楽しい遊び方を体験した。
全校児童の思い託す 大町南小被災地へ義援金

 大町南小学校は23日、東日本大震災や熊本地震、糸魚川市大火の被災者のために役立ててもらいたいと、アルミ缶回収で換金した現金3万円を大町市の牛越徹市長に託した。児童会長の徳山心美さんら役員3人が市役所を訪れ「被災者のことを思い、全校児童で協力して集めた。困っている人たちのために役立ててもらいたい」と義援金を届けた。
児童の成長伝わる作品 大町・いーずら西小学校展27日まで

 大町市教育委員会が、同市仁科町のギャラリー・い〜ずらで開いている市内学校展は27日まで、大町西小学校の作品を展示している。版画や絵画、工作など500点以上がずらりと並んでいる。
 6年生が卒業記念に制作した木彫のオルゴール箱は、学校章などをあしらった本格的な仕上がり。1年生の紙版画や5年生の稲作りを題材とした木版画など、子どもたちの成長を感じられる展示だ。
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