2017年5月4日(木)付

自然満喫し村民と交流 塩の道祭り 小谷皮切りにスタート

 かつて信州と越後の海陸の物資を運んだ古道、千国街道・塩の道を、小谷・白馬・大町の3市村を歩く大北地域の春の大イベント「第38回塩の道祭り」が3日、小谷村を皮切りにスタートした。小谷村の祭りには国内外から3500人余が参加。牛馬の隊列で物資を運んだ往時をしのび、昔の旅人やぼっか、牛方など、思い思いの仮装に扮ふんして歩く人たちでにぎわう中、参加者は歴史を感じさせる下里瀬から栂池まで約9`のコースを長い列をなして歩いた。
大町ソフトリーグ開幕 15チームによる熱戦始まる

  大町ソフトボール連盟(宮脇寛会長)の平成29年度第39回リーグ戦が3日、開幕し、15チームによる総当たり1回戦の熱戦が始まった。
 開幕式は市運動公園多目的広場であり、昨年度優勝の南原ソフトクラブの松沢重夫さんが「歴史と伝統ある大町ソフトボール連盟で試合ができることを誇りに思い、大町のどのリーグよりも元気ではつらつとプレーし、最後まで全力で戦い抜くことを誓う」と力強く選手宣誓した。
霊松寺KARYOVINコンサート 音楽と朗読 篤志金11万9200円

 大町市の霊松寺は4月30日、第54回KARYOVINチャリティーコンサート「歌声の通り道X」を同市白塩町の霊松寺会館KARYOVINで開いた。会費やバザーの売り上げから11万9200円の篤志金が集まった。
 コンサートでは、ピアノ・ボーカルのプロ奏者、山本朝海さんとTSUNTAさんが出演。ボーカル・ギターの平林昭光さん、ピアノの伊東理恵子さん、朗読の服部雅江さん・栗林さとしさんなどのおなじみのメンバーも登場した。
子ども時代に思いはせる 小谷 旧中土小中卒業生が同窓会

 小谷村の旧中土小中学校を昭和42年に卒業した卒業生が4月29日、同村下里瀬のサンテインおたりで同窓会を開いた。県内外から15人が参加。当時担任の恩師を囲み、生まれ育った小谷村の子ども時代に思いをはせた。
 社会の第一線で活躍してきた卒業生たちは、同窓の絆を強くしようと、10年前に同窓会を始め、いらい毎年続けている。
ナイター練習加え強化 池田町 少年野球連盟が開幕

 池田町少年野球連盟は4月29日、池田小学校グラウンドで本年度開幕式を開いた。池田小と会染小の3〜6年生16人が、保護者、指導者、来賓が見守る中、今シーズンの健闘と野球を通じた心身の成長を誓った。チームは今季初めて、ナイター練習にも取り組む。
暮らし彩る巧みの技 大町・麻倉地元作家がクラフト展

 大町市堀六日町の麻倉で14日まで、第3回「北アルプスクラフト作家展」が開かれている。大町など北ア山麓で暮らす作家12人が、巧みの技で制作した約500点を展示。生活を豊かに彩る手工芸の魅力を伝えている。
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