2017年5月12日(金)付

寄贈の道具有効活用 大町東小 ゲートボールクラブ発足

 大町市の大町東小学校(山田晃校長)は本年度、ゲートボールクラブを発足した。昨年11月に日本ゲートボール連合の助成事業を活用した道具2セットの寄贈を受け、児童12人でスタートした。
 道具の寄贈は同連合が競技普及のための支援として取り組む活動。1セットに、スティック10本、ボール10個、サイドラインテープ、ゲート、デジタルチームタイマーなど試合ができる用具セットのほか、練習用のビンゴボードなども含まれる。
特典満載売れ行き好調 北ア国際芸術祭 作品鑑賞パスポート

 「北アルプス国際芸術祭信濃大町食とアートの廻廊」(6月4日〜7月30日)のチケット「作品鑑賞パスポート」の販売が好調だ。販売開始から1か月が経過し、3000冊以上が売れ、運営本部には問い合わせも相次ぐ。今後はさらに売り上げ枚数が伸びるとみられる。パスポートを購入すると、開催期間中にいつでも各地のアート作品をめぐることができ、さまざまな特典もあることから活用を呼び掛けている。
陸わさび収穫楽しむ 白馬の観光農園で体験人気

 白馬村神城の陸わさびの観光農園「白馬森のわさび農園」は今シーズンから、陸わさびの収穫体験を開催している。畑や林間など陸上で栽培する農場で、土付きのわさびを掘り出す珍しい体験が人気を集めている。
 同園はオーナーの田中末春さんが神城地区のかつてのゴルフ場を整備して、ウッドチップのランニングコースに整備。その際、恵まれた自然環境を生かし、同コースを農業振興にも役立てようと、畑や林に植える「陸わさび」の栽培を始めた。収穫体験は、グリーンツーリズムによる都市と農村の交流人口が増える中、農と食を生かした観光振興につなげようと始めた。
7チームで楽しく熱戦 小谷野球リーグ開幕

 第41回小谷野球リーグ(中田新吾会長)は10日、開幕式を小谷村多目的ホールで開いた。昨年と同じ全7チームで今シーズンの幕開けを祝い、熱戦を繰り広げる。
 開幕試合は15日から。7月中旬まで前期リーグ、7月下旬から9月中旬まで後期リーグ、10月にトーナメント戦を開催する。大北親善試合や、白馬小谷クライマックスシリーズへも参加する。
家族から継ぐ陶芸の技 安曇野市の自遊感で18日まで 池田の篠田明子さん作品展

 池田町の陶芸家・篠田明子さんの個展「祖父と父・母―そして私陶工『篠田明子展』」が12〜18日、安曇野市三郷の多目的交流施設「安曇野倶楽部自遊感」で開かれている。「作陶の原点を受継ぎ、時と夢を紡ぐ」と題し、陶芸家の家系に生まれた篠田さんのルーツをたどる作品展。
 会場には、つぼや大皿などの大作から花器や食器などの小物まで、近作を含め上品で優しい味わいの作品130点以上を展示・販売する。両親や祖父の作品も合わせて展示する。
ちひろゆかりの信州ガイド 開館20周年 安曇野ちひろ美で販売中

 ことし開館20周年を迎えた松川村の安曇野ちひろ美術館は、編集を手掛けた新刊「ちひろと歩く信州」(新日本出版社)を同館ショップで販売している。「いわさきちひろが愛した信州ガイド決定版」として紹介している。
 小谷村や白馬村、大町市、松川村、松本市など、ちひろにゆかりのある地をスケッチやマップ、写真などで紹介する。同館スタッフは「町歩きガイドとしても充実。本を片手に楽しんでもらえたら」と話している。
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