2017年5月27日(土)付

明大生10人農家で研修 ファームステイ始まる 大北

 明治大学農学部生のファームステイ研修が26日から、大北地域で始まった。食料環境政策学科の2年生10人(男子5人、女子5人)が参加。6月1日までの1週間、大町市と白馬村の農家や農業法人で水稲、果樹、野菜栽培などの農作業と農村生活を体験し、大学での研究や将来の就職、人生設計に役立てる。
 26日は、県大町合同庁舎で受け入れ式が開かれた。学生と農家が自己紹介し合い、「大北地域の農業概要について」と題した研修も行った。同学科の岡通太郎専任講師は「農業経験がない学生がほとんどだが、一生懸命働き勉強することが農家の方への恩返しになる」とあいさつした。
白馬高で山岳同好会発足 サークル復活 きょうの貞逸祭にも参加

 白馬村の白馬高校で本年度、山岳同好会が結成され、活動を再開した。北アルプスを仰ぐ同校で、数年にわたって途絶えていた山岳サークルが復活。本格始動に向けて準備を進めている。初めての活動は、今週末の貞逸祭でのボランティア協力だ。
ミニトマト植え付け JA大北小谷保に苗寄贈

 小谷村保育園の園児に23日、JA大北北部営農センター・小谷センターからミニトマトの苗が贈られた。営農指導員の森拓矢さんと、JA大北理事の千国秀子さんが同園を訪れ、年長園児と保護者が栽培方法を教わりながらプランターに苗を植えつけた。
 食育に力を入れている同園の園児に、自分たちで育てた野菜のおいしさを知ってもらい、農業に親しんでもらう取り組みで昨年から実施。ことしは黄色の卵型の品種の「アイコ」と赤く丸い実をつける「千香」の2品種が贈られた。
地域に貢献気持ちもすっきり 八坂小中生がガードレール磨き

 大町市の八坂中学校生徒会(中村心咲みさき会長)は24日、通学路のガードレール清掃作業を行った。同校の32人と八坂小6年生6人が参加。県道舟場矢下線の矢下〜中学校間と、大町麻績インター千曲線の明野〜矢下間までの計約3・7`区間のガードレールを磨いた。
 ふるさとへの感謝を育み、勤労の尊さを学ぶ場として昭和57年から続けられてきた伝統事業。全校によるボランティア活動で、平成15年には環境大臣表彰を受けた。小学生との合同事業となって3年目。
芸術祭気持ちよく歓迎 木崎湖 大町市職員労組が清掃活動

 大町市職員労働組合(宮坂充明執行委員長)と自治研部自治研究推進委員会(松下俊行委員長)はこのほど、恒例の清掃活動として、北アルプス国際芸術祭のアート作品が設置される木崎湖南岸を清掃した。
 組合員や家族ら約70人が参加。地元自治会から要望のあった、湖畔遊歩道沿いののり面に散乱する枯れ枝などを拾い集めた。道端や湖畔のごみも拾った。集めた枝やごみはトラック何台分にものぼった。
まつかわ農業小で田植え 3年生泥の感触楽しむ

 松川村農業委員会・村営農支援センターが主宰する安曇野まつかわ農業小学校(遠藤喜郎校長)の田んぼでこのほど、松川小学校3年生86人が田植えを行った。無農薬有機栽培の田んぼで、古代米「白毛モチ」の苗を一本一本手植えした。
 子どもたちははだしで田んぼに入り、印に合わせて30a間隔で苗を植えていった。「ねちょねちょしてあったかい」「気持ちよくなってきた」「めっちゃ楽しい」などと感想を漏らしながら、泥の感触を味わった。農業委員らが作業を手伝った。
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