2017年5月31日(水)付

芸術祭へ歓迎の機運 大町 職員や市民有志が駅前整備

 大町市で6月に開く北アルプス国際芸術祭に向け、訪れた観覧客を歓迎する機運が市内でも高まっている。市役所の職員有志でつくる自主活動組織「ZUKUの会」は29日夕、JR信濃大町駅前広場や公園で花檀づくりを実施した。協働でのおもてなしにしたいと広く参加を呼び掛け、一般からも有志が集い、力を合わせて訪れた人たちを歓迎しようと駅前を彩った。
次々と開花手入れに汗 池田あづみ野バラ園 6月2〜4日にイベント

 池田町の有志らでつくる「池田町バラ愛好会」は6月2〜4日、「第6回バラ祭り」を渋田見の「ロッヂ赤い屋根」南斜面のバラ園で開く。北アルプスを一望する園内には、色とりどりのバラが順次開花を迎え、会員らが手入れに汗を流している。
 「あづみ野バラ園」と名付けた約1700平方bの敷地には、約150種類・250本のバラが咲き誇る。開花は例年より1週間ほど遅いため、祭りには満開が期待できる。
ヤギがスタッフに仲間入り 白馬ハイランドホテル

 白馬村の白馬ハイランドホテルに、夏シーズンの新たなスタッフとしてトカラヤギの「えなちゃんファミリー」が仲間入りした。午前8時から午後5時までの勤務時間中≠ノゲレンデの雑草を食べ、宿泊者らとふれあいながら、癒やしのひとときを提供し、人気を集めている。
 ヤギのスタッフ採用は、ホテルのもてなしの一環で昨年から実施。ことしは大町市耕作放棄地有効活用促進団体「ヤギと草むらの会」から、トカラヤギの親子3頭を借り受けた。
新緑の白馬乗鞍でゴミ拾い パタゴニア白馬 環境保全イベント

 白馬村のアウトドアウエア店「パタゴニア白馬アウトレット」は28日、小谷村の白馬乗鞍スキー場で「マウンテンクリーンナップ2017」を開いた。アパレルブランド「ボルコム」と共催、ゲレンデのゴミを拾う環境保全イベント。
 白馬エリアでの開催は3年目。ことしは冬のスキー場利用客、地元有志など約250人が参加した。「県外から、地元から、白馬エリアが好きな人たちが集まってくれました」と主催者。グループや家族連れの参加者も多く、ゴミ拾い専用に開発されたトングを手に、新緑に変わったゲレンデに、にぎやかに繰り出した。
立ちこぎボートで自然満喫 大町 青木湖「SUP」体験講座

 大町市平公民館は27日、ボート上に立ってこぎ進む「SUP」(スタンドアップパドルボード)体験講座を平青木湖で開いた。快晴でレジャー日和となった同日、参加者は水面をこいで移動しながら、透明度の高い湖や山並みなど自然を満喫した。
水田清め豊作祈願 仁科神社 奉納用の稲田植え

 大町市平森の仁科神社(羽田浩一宮司)はこのほど、神社奉納用の稲の田植えを行った。これまでは氏子総代から収穫した一部を奉納してもらっていたが、奉納用に生育することし初めての取り組み。氏子所有の水田の一部を神事で清め、氏子や地域住民らで手作業で田植え。豊作を祈願した。
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