|
|
2017年6月3日(土)付 |
|
|
光でもてなす芸術祭 大町温泉郷イルミ12万球市民が演出
大町市を中心とした住民有志でつくる「ひかりの饗宴実行委員会」は、4日に開幕する北アルプス国際芸術祭を盛り上げようと、作品展示エリアの一つである大町温泉郷を12万球のイルミネーションで飾った。同会の趣旨に賛同したJA大北や市、温泉郷各旅館などの若手の職員・従業員が多く携わり、住民が主体となった光の「もてなし」演出を創り上げた。点灯式は4日午後7時15分から森林劇場野外ステージ脇広場で。
イルミネーションの名称は「梅雨入美イルミネーション」。温泉郷中央通りと鹿島川沿い約800bにわたりLED電球で飾った。芸術祭テーマの「水」「木」「土」「空」を意識したデザインで、森林劇場野外ステージ脇広場には、高さ3bほどのドームや波をイメージしたトンネルなど「水のしずく」をテーマに演出。温泉郷観光協会前は、恋人の聖地を表すハート型イルミが光を放つ。芸術祭期間の4日から7月30日まで連夜ともされる。午後7時〜10時半まで。 |
|
|
|
|
感謝の心育む「人権の花」 白馬北小と南小で贈呈式
白馬村の白馬北小学校と白馬南小学校で5月31日、「人権の花贈呈式」が行われた。長野地方法務局大町支局の関弘規支局長、大町人権擁護委員協議会の丸山武洋会長、白馬村の人権擁護委員と村職員らが来校。プランター40鉢分のベコニアやマリーゴールなどの花の苗を贈り、思いやりと感謝の心を育む大切さを呼び掛けた。
このうち白馬北小学校では、全校児童を代表し、思いやり委員会の岡本杏委員長と委員の荒木美緒さんが丸山会長から苗を受け取った。関支局長は「お友だちと協力しながら皆さんの力できれいな花を咲かせてください」と呼び掛けた。児童会長の太田瑞貴さんは「人間は多くの人とつながって生きています。友だちは本当に大切なものです。あらためていじめは絶対にいけないと思います。この北小にそんなことが起きないようにという思いのこもった美しい花が咲くように努力します。本当にありがとうございます」とお礼の言葉を述べた。寄贈された花の苗は各クラスや学級に置き、生育を見守っていきたいとしている。 |
|
|
雪の穴からミズバショウ 小谷栂池自然園シーズン営業
小谷村の栂池自然園が1日、今シーズンの営業を開始し、開園祭が行われた。ゴンドラリフトやロープウエーを乗り継ぐ「栂池パノラマウエイ」の運行が再開され、標高約1900bにある日本でも有数の高山湿原に、本格的な夏の観光シーズンが到来した。
ことしは開園時に園内平均で1b70aほどの残雪があり、季節が逆行した一面の銀世界が来園者を迎えている。本州で一番最後に咲くと言われるミズバショウは、みずばしょう湿原で深い雪を解かしながら群落を広げ始めた。6月下旬のみずばしょう祭りにはちょうど見ごろを迎えそうだ。 |
|
|
|
|
多言語パンフで外国人誘客 池田観光協会が総会
池田町観光協会は5月31日、第30回通常総会を町役場で開いた。外国人観光客の誘客を目指し、多言語に対応したパンフレットやホームページの作成を新規事業として、本年度事業計画に盛り込んだ。
外国語のパンフレットは英語と中国語(繁体字・簡体字)、韓国語の4パターンを用意する予定。マップに町内の店舗や名勝などを落とし込み、ホームページとリンクさせて、より詳細な情報を発信する。国からの交付金300万円を活用し整備する。 |
|
|
四季の風景色鮮やかに 11日まで松川で清水さん写真展
松川村公民館は11日まで、会社員・清水清一さんの写真展「四季彩〜心に映る色〜」をすずの音ホールパッサージュで開いている。身近な四季折々の風景を色鮮やかに捉えた作品展。
白馬村の貞麟寺に咲くカタクリをマクロで捉えた「凜として」、庭先に生えたツクシを幻想的に写した「ひとしれず」、魚眼レンズで木曽の大橋と太陽を絶妙なタイミングで捉えた「木曽路浪漫」など、カメラの機能や技術を駆使した12点を展示する。四季を意識した際立った色彩と、想像力をかき立てるタイトルが魅力。
開館時間は午前8時半〜午後9時半(火曜日は5時15分)。問い合わせは同ホール電話0261-62-2481まで。 |
|
|
|
|
金曜朝いち始まる下仲町
新鮮な野菜など地元産品を提供する大町市下仲町商店街振興組合主催の「金曜朝いち」の今期営業が2日、始まった。創舎わちがい前と塩入家具店前には地元で採れたての品々がずらっと並び、商店街を利用する人々と生産者の会話でにぎわっている。11月10日まで、毎週金曜日に開催。
「朝いち」開催時間は午前9時半から11時半ごろ。出品希望者も募っている。問い合わせはタカミ薬局電話0261-22-0180まで。 |
|
|
トップページ |
6月の一覧 |
●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2017 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved. |
|