2017年6月8日(木)付

アイガモ農法食と命学ぶ 大町北小5年生 米づくりに挑戦

 大町市の大町北小学校(塩島学校長)5年2組の35人がことし、水田に放したアイガモが水草の除去や害虫駆除などを担う無農薬での米作り「アイガモ農法」に挑戦する。総合学習の時間に行う恒例の米作り学習の一環。学校としては十数年ぶりの取り組みで、子どもたちは地域住民と交流しながら食と命の大切さを学んでいる。
梅雨入り傘さし芸術鑑賞

 長野地方気象台は7日、関東甲信地方が梅雨入りしたと発表した。平年より1日早く、昨年より2日遅い。向こう一週間、前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い見込み。大町市は同日午前中、小雨交じりのどんよりとした天候に。北アルプス国際芸術祭展示エリアのひとつの市街地では、傘を手に作品を楽しむ鑑賞者の姿が見られた。
豊作願いにぎやかに作業 小谷 棚田オーナーたちが田植え

 オーナー制度による棚田の米作りを取り入れている小谷村でこのほど、オーナーらによる田植え作業が行われた。中谷・池原・平間・川内各地区の農業名人の指導で、昔ながらの手植えで苗を植え、米作りの最初の作業に汗を流した。
里山に響く音色と歌声 池田カミツレ花まつりにぎわう

 池田町広津のカミツレ研究所は3、4の両日、「カミツレの里」で「第29回カミツレ花まつり」を開いた。家族連れなど大勢が来場し、甘い香りを放つ満開のカモミール畑の中で、ゆったりとした1日を過ごした。
 4日は野外の特設ステージで、地元の高瀬中学校吹奏楽部の演奏と地元の婦人サークル「コールラベンダー」のコーラスが行われた。
国立公園雨天も楽しんで 小谷栂池 ビジターセンター改修

 小谷村の栂池自然園開園に合わせて、改修工事が行われていた栂池ビジターセンターがリニューアルオープンした。「雨の日でも楽しい国立公園」を軸に、大幅な改修が行われた施設がお披露目された。
 ビジターセンターは神城断層地震で倒壊した村内の古民家の被災古材が内装に用いられ、大きなまきストーブが迎える暖かみのある空間を醸し出している。
花いっぱい′|術祭歓迎 大町合庁定植や清掃に汗

 大町市の県大町合同庁舎でこのほど、花の定植作業や庁舎周辺の清掃活動が行われた。北アルプス国際芸術祭で訪れる人に気持ちよくすごしてもらうため、もてなしの心を込めて作業した。
 平成9年から続く「大町合庁花いっぱい運動」の一環。芸術祭開催期間中の土・日曜日と祝日は合庁駐車場が開放されることから例年よりも早い時期に作業を行った。
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