2017年6月14日(水)付

商店街のにぎわい再び 白馬 若者有志が「MORIビル」

 白馬村白馬町で、空き店舗を活用し、白馬町商店街のかつてのにぎわいを取り戻そうと活動している若者有志が、複合施設「MORIビル」をオープンした。「飲食や物販、宿泊とギャラリーなどを兼ね備えた地域コミュニティーの拠点として、白馬の豊かな厳しい自然の中に多彩な人が集まり共有する大きな森≠ノしていきたい」と活性化へ期待を寄せている。
佐々成政さらさら越え 歴史再現 勝どきの声 立山黒部アルペンルート「武者行列」

 「皆のもの、勝どきじゃ」―。威勢の良い佐々成政の声が響く。大町市と富山県側を結ぶ立山黒部アルペンルートで10日に行われたイベント「佐々成政武者行列」は、大町市側からの大町隊と富山城からの富山隊が室堂で出合い、さらさら越えの際に捧持されたという大姥尊像を受け渡すという、両市が協力して歴史を再現する初の試みで盛り上がった。
乳幼児の救命処置学ぶ 白馬 子育て支援ルームで講習会

 白馬村の子育て支援ルームでこのほど、乳幼児の救命講習会が開かれた。小さな子どもを持つ母親らが多数参加。北アルプス広域北部消防署の署員を講師に、乳幼児の万が一の事故や急病に備えた救命処置について実技で学んだ。
子ども・女性狙う性犯罪注意 大北防犯協会 講演会で呼び掛け

 大北防犯協会連合会はこのほど、大北地区防犯指導員全体研修会を大町市のサン・アルプス大町で開いた。大町署員が子どもや女性を狙った性犯罪の被害防止について講演。集まった約120人に、身近な犯罪として注意を呼び掛けた。
向学心あふれる79人そろう 八坂 高砂大学で入学式学び始まる

 大町市の八坂公民館高齢者学級「高砂大学」の平成29年度入学式が八坂公民館で行われた。47回目を迎える本年度は、向学心にあふれる60〜90代の79人が顔をそろえ、1年間にわたる健康づくりを中心とした学びをスタートさせた。
野点でもてなす芸術祭 大町霊松寺 茶道2教室が協力

 表千家茶道教室を主宰する横川歌子さんと西澤富士子さんは11日、北アルプス国際芸術祭作品展示会場の一つである霊松寺に野点席を設け、来場者たちを抹茶でもてなした。
 もてなしの茶会は県宝に指定される山門の下で行われた。多くの来場者が立ち寄り、2教室の生徒約20人が和装で出迎えた。来場者たちは、ゆっくりと茶碗を口元に運び、会場の雰囲気にマッチしたもてなしに納得の表情を浮かべ一服をつけていた。
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