2017年6月16日(金)付

アートサイトが学び場に 東京の専門学生が実習 源汲地区

 大町市内で開催中の北アルプス国際芸術祭の各アートサイトが、学生たちの学びの場になっている。東京コミュニケーションアート専門学校(東京都)の学生たちは13日から4日間の日程で市内に滞在し、芸術祭参加アーティスト川俣正さん(フランスパリ国立高等芸術学院教授)の作品「源汲・林間テラス」などに触れ、自然や芸術、アクティビティなど幅広い視点から地方におけるまちづくりの可能性を探っている。
ライチョウの卵 大町に到着 上野動物園から3個 20日ごろふ化

 国特別天然記念物のニホンライチョウの受精卵3個が15日、東京都の上野動物園から大町市の市立大町山岳博物館に到着した。上野動物園の3個は20日前後にふ化するとみられる。大町山岳博物館で産卵した卵4個とともにふ化、飼育を行っていく。
被災から再建思い聞く 小谷小5年 奉納温泉で校外学習

 小谷村の小谷小学校5年生27人は本年度、総合学習で身近な地域を題材にした「小谷のいいところ」を発見する学習に取り組んでいる。このほど、神城断層地震の被災から再建した同村奉納温泉で校外学習を実施。インタビューや温泉入浴、散策を通じ、今まで気付かなかった地域の魅力を数多く発見した。
自己記録目指し力走 白馬北小 ロードレース大会

 白馬村の白馬北小学校(高橋いづみ校長、児童数327人)でこのほど、恒例行事のロードレース大会が行われた。全校児童が自己記録更新をめざし、懸命な走りを披露した。
 グランドを周回し、校外外周を走るコースで、連学年で1・5`から3`の距離を設定して走った。
最多400人 白馬の風満喫 サイクルフェスタにぎわう

 白馬村などの絶景ポイントを自転車で巡る第3回「白馬サイクルフェスタ」がこのほど開かれた。2日間のイベントに県内外から過去最多の400人余りが参加。最高のサイクリング日和に恵まれ、白馬五竜エスカルプラザから大町市の青木湖や白馬村八方、岩岳、小谷村の栂池高原などを巡る約90`のコースを楽しんだ。
大好きな大町を明るく 八日町 芸術家の仁科さん壁画描く

 大町市八日町の生地・布地販売業サスショー倉庫西側壁面に、ひときわ目を引くカラフルな壁画が描かれた。大自然や平和を表現した明るい絵が、道行く人の注目を集めている。
 描いたのは同市の美術家・仁科正史さん。壁画は5月下旬から約2週間かけて、アクリルペンキで描き、退色を防ぐ専用塗料を4度塗り重ねた。高さ約6・5b、幅5・5bの壁に、太陽や水、土、緑などの大自然と、平和への願いを込めた。
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