2017年7月1日(土)付

新園舎に響く元気な声 あすなろ保育園で完成式

 老朽化に伴う現地建て替え工事を終えた大町市常盤清水の市あすなろ保育園で6月30日、完成式が行われた。市や地域、工事関係者が参加し、園児の元気な声が響く新園舎で新たな保育活動のスタートを祝った。
 新園舎は、北アルプスの景観にマッチしたぬくもりある園を目指し木材をふんだんに使用した。園舎が木造一部鉄筋コンクリート造、遊戯室が鉄骨造。延べ床面積は、旧園舎と比べ約435平方b広い約1825平方b。子育て支援室も完備し、3歳未満児保育室には地下熱を利用した最新の床暖房設備も整えた。総事業費は7億5296万円で、合併特例債や県グリーンニューディール基金事業補助金などを充てた。
マレット若い世代に 白馬初の家族大会で交流

 白馬村振興公社はこのほど、同村グリーンスポーツの森で初の「マレットゴルフ家族大会」を開いた。公式大会が多数開かれ評価の高いマレットゴルフ場の素晴らしさを若い世代の村民に広く知ってもらい、高齢化する村内のマレットゴルフ人口の底辺拡大をはかろうと企画。40人余りが参加し、村のマレットゴルフ協会(横川義男会長)の指導でプレーを楽しみながら和やかに交流した。
歓声上げて初泳ぎ 小谷小でプール開き

 小谷村の小谷小学校(松尾修校長、児童数121人)で6月29日、プール開きが行われた。この日を待ちかねた児童たちが、梅雨の蒸し暑さを吹き飛ばすように、水しぶきの音と歓声を上げて初泳ぎを楽しんだ。
近所同士の助け合い 池田 みのり塾で防災学ぶ

 池田町公民館・町社会福祉協議会は6月29日、新池田学問所の総合学習講座「いきいき元気!みのり塾」の第5回「地域から始める防災の町づくり」を同館で開いた。NPO法人東京いのちのポータルサイトの中橋徹也さんを講師に、災害の備えについて学んだ。
 過去の大震災を例に、「大きな災害がきたら、町役場、警察、消防は助けに来られない」「助けは隣近所や地域からしか来ない」ことなどを挙げ、普段からの備えが大事であることや、自助、共助、公助がバランスよく行われること、普段から助け合える関係性をつくっておくことが大事だと述べた。男女共同参画や弱者優先の視点で避難所を設置するために必要なことを挙げ、皆で役割分担をして助け合うようにお願いした。
手植えした田んぼきれいに 松川小 児童泥んこ草取り作業

 松川村の松川小学校3年生86人は6月27日、安曇野まつかわ農業小学校(村農業委員会・村営農支援センター主宰)の田んぼで草取りを行った。生き物と戯れ、泥んこになりながら、除草作業に精を出した。
 農業小の食育活動の一環として、5月下旬に児童らが、古代米白毛モチの苗を6eの田んぼに一本一本手植えした。昨年までは、無農薬有機・アイガモ農法で除草を行っていたが、ことしはアイガモを使わないため、人力で除草をした。
家族の似顔絵ほのぼの コンクール巡回展 開催中

 大糸タイムス社主催第33回「わが家の笑顔・家族の似顔絵コンクール」の巡回展が、大北地域のスーパーマーケットなどで開かれている。地域の園児や小学生が表情豊かに家族を描いた作品の中から、入賞と入選に輝いた力作計114点が並んでいる。
 ことしは2024点の応募があり、「幼稚園・保育園」「小学校低学年」「小学校高学年」の各部門で、特選1点、準特選2点、佳作5点、入選30点が選ばれた。いずれも家族への愛情がこもった、温かみがある作品ばかりだ。
 池田町のザ・ビッグ信州池田店では5日まで、作品を展示。来店者が似顔絵を鑑賞し、繊細なタッチや豪快な構図など独創性あふれる作品に、「個性が豊かで子どもらしい」「かわいらしい作品ばかり」などと声を上げていた。
 巡回展は松川村のパラオで8〜13日、開催される。
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