2017年7月2日(日)付

大糸線沿線で観光客歓迎 信州DC開幕 信濃大町駅と白馬駅

 「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」―。全国のJRが長野県への誘客を図る「信州デスティネーションキャンペーン(DC)」は1日、始まった。大糸線沿線の自治体などでつくる「大糸線ゆう浪漫委員会」は、キックオフイベントを信濃大町駅で開き、乗客へのもてなしで開幕を祝った。
 キックオフイベントでは、大北地域と安曇野市のマスコットキャラクターが勢ぞろいし、委員会関係者が特急列車の利用客などにプレゼントを配って歓迎。各市町村の特産品の振る舞いや販売なども行った。

 JR白馬駅では下川正剛村長や白馬高校生ら「信州おもてなし隊」と、白馬八方太鼓のメンバーがお茶の振る舞いや勇壮な太鼓の演奏で乗客を歓迎し、山の信州の魅力発信に一役買った。
 おもてなし隊は、村の公式キャラクターの「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男V世とともに特急スーパーあずさ、臨時列車の乗降客に「ようこそ白馬へ」と声をかけながら、温泉まんじゅうを手渡したり観光案内をして、歓迎ムードを高めた。
工夫凝らした企画で歓迎 大町岳陽高で岳嶺祭一般公開

 大町市の大町岳陽高校で1日と2日、第2回岳嶺祭が一般公開されている。生徒たちがクラスや部活ごと工夫を凝らした企画で来校者を歓迎し、学校生活の成果を披露している。
 ことしは昨年開校した新校として、夜明けや新しい事柄の始まりを意味する「黎明」をテーマに据えた。初日はあいにくの雨にもかかわらず、多くの来校者が訪れ、吹奏楽部の演奏発表やクラス展などを楽しんだ。
白馬Alps花三昧2017開幕 地域彩る花で歓迎

 白馬村・小谷村を会場に、夏を彩る花や山野草で観光客を迎える夏のメインイベント「白馬Alps花三昧2017」は1日、開幕した。8月31日まで、両村の計12会場で、地域の花で観光客を歓迎する。
 主会場の一つ、白馬五竜高山植物園では、あいにくの雨模様で屋外でのイベントは中止したが、エスカルプラザではアルプホルンの演奏で来場者を迎え、期間中の盛況を願った。
大北の食材巡って食べて グルメGP スタンプラリー始まる

 北アルプス山麓食のグルメグランプリ(GP)」は1日、始まった。計22店の参加店舗で提供されるメニューを食べスタンプを集めて投票するイベントで、大北の食の魅力を発信する。参加店舗などが集まった出陣式は6月30日、大町市の大町合同庁舎で開き、関係者がイベント成功に向けて気勢を上げた。
ホームステイ笑顔で歓迎 メンドシーノ訪問団 大町到着

 大町市と姉妹都市を結ぶ米国カリフォルニア州メンドシーノとの相互交流で、米国からの訪問団は6月30日、大町市に到着した。美麻支所で歓迎会が開かれ、滞在期間中にホームステイで受け入れる住民や交流実行委員、子どもたちが笑顔で迎えた。
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