2017年7月19日(水)付

喜多郎さんプロデュース
自然に感謝し夜通し演奏 奉納太鼓国営公園で29、30日


 大自然に感謝し、夜通しで太鼓を打ち鳴らす恒例のイベント第5回「北アルプス奉納太鼓」(同実行委員会主催)は29日夕方から30日早朝にかけて、国営アルプスあづみの公園大町・松川地区駐車場で開かれる。世界的音楽家の喜多郎さんが出演、監修するイベント。共演もでき、力強い和太鼓の音を響かせる。
雨でも楽しめる施設に 栂池ビジターセンター オープンセレモニー

 小谷村は18日、リニューアルした栂池ビジターセンターのオープンセレモニーを現地で開いた。標高1900bの栂池自然園の玄関口でさまざまな人が自然園を学び、雨天時でも楽しめるような体験型施設となって生まれ変わった。
登山者に植物の名前を 八方尾根 ボラが説明板設置

 白馬村の「八方尾根自然環境保全協議会」(中村実彦会長)はこのほど、八方池山荘から八方池までの八方尾根自然研究路で、ネイチャーラベル設置ボランティア作業を実施した。ネイチャーラベルは八方尾根に咲く貴重な高山植物の写真と名前、特徴が書かれた説明板。夏山登山者らに貴重な植物の名前を知ってもらい、トレッキングの楽しみを広げてもらおうと、毎年同会が開花の時期に設置している。ことしも会員らが多数参加して、登山道を歩いて花を探しながら取り付けた。
昔ながらのかんぴょう作り 池田内鎌 住民有志の加工始まる

 池田町内鎌地区でことしも、昔ながらの手作業によるかんぴょう作りが始まった。地区住民の有志でつくる「内鎌のかんぴょうを守る会」(太田洋介会長)が、手挽びきと自然乾燥によるユウガオの加工作業に汗を流している。
 同会は、かつて地域で盛んだったかんぴょう作りを継承しようと平成23年に発足。地元のお年寄りに製法と技術を学び、会員約30人がユウガオの栽培や加工に取り組んでいる。
北アルプス国際芸術祭作品 夜の七倉彩る光と歌声

光影Light&Shadow 公演 おおたか静流&藤本隆行

 大町市の七倉ダムで15日夜、北アルプス国際芸術祭のイベント・パフォーマンス作品であるシンガー&ボイスアーティストのおおたか静流しずるさんと、日本の舞台芸術をけん引する照明アーティスト・藤本隆行さんのコラボステージ「光影Light&Shadow」が公演された。岩でできた巨大なダムが光で照らされ、美しい歌声が夜空に響いた。
舞台囃子祭り気分お届け 大町 堀六日町保存会 虹の家訪問

 大町市の堀六日町囃子保存会(伊藤昭博会長)は15日、市内の介護老人保健施設「虹の家」で訪問演奏を行った。若一王子祭りで演奏する舞台囃子を、入所者に披露した。
 訪問演奏は「なかなか外に出かけられないお年寄りに、お祭り気分を届けよう」と平成10年に始まり20回目。ことしは15人が、町の守護神でもあるカラクリ人形、きつねの「くずの葉」を連れて参加した。
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