2017年7月23日(日)付

稚児行列健やか成長願う 若一王子祭り きょう子ども流鏑馬

 大町市の夏の風物詩、若一王子祭りが22日から2日間の日程で始まった。初日は、きらびやかな衣装を身にまとい町内を歩く「稚児行列」があり、子どもたちの健やかな成長を願う保護者や地域住民の姿が広がった。2日目の23日午後1時からは、中央通りを中心に全国有数の規模を誇る子ども流鏑馬やぶさめが行われる。
 稚児行列には就学前の女の子と男の子を中心に約80人が参加。JR信濃大町駅前から五日町を経由し若一王子神社まで約1・5`を歩いた。
霧のカーテン涼届ける 芸術祭実行委 ミストでJR大町駅前演出

 北アルプス国際芸術祭実行委員会事務局が入る大町駅前のインフォメーションセンターでは、連日のうだるような暑さの中、霧のカーテンを使ったもてなしで鑑賞者に涼を届けている。
 芸術祭や市キャッチフレーズのテーマに挙げられる水。「水のまち大町」をアピールしようと、実行委事務局である市まちづくり交流課職員が考案し、入口に「涼霧ポンプ装置」を設置した。
自転車核に観光を 大北地域へ招聘事業 北ア日本海広域観光連携会議
台湾人ブロガー 魅力発信


 白馬村、小谷村、大町市と新潟県糸魚川市、上越市、富山県朝日町でつくる「北アルプス日本海広域観光連携会議」は20日から24日まで4泊5日の日程で、大北地域で台湾の旅行会社のエージェント4人や情報発信力の高いブロガー6人を対象としたサイクルツーリズムを実施している。栂池のヒルクライムコースや白馬村の黒菱林道をサイクリングしてもらい、自転車を核にした観光を売り込んでいる。
雪国の児童が南国へ 白馬北小と和歌山県太地小交流

 和歌山県太地町と姉妹都市提携を結んでいる白馬村の白馬北小学校5年生50人が19日から21日まで、太地町を訪れた。20日には町立太地小学校5年生13人と交流。くじらの博物館見学や海水浴、磯遊び体験などで交流を深めた。

(紀南新聞社提供)
芸術や王子の祭り体験 大町と立川 姉妹都市の中学生交流

 姉妹都市の大町市と立川市の中学生が交流する「立川市・大町市姉妹都市中学生サミット」が22日と23日、大町市内で行われた。ことしは、立川市の中学生20人が大町市を訪れ、大町市の中学生18人と一緒に開催中の北アルプス国際芸術祭や若一王子神社の若一王子祭りなど地域の文化を体験し、交流を深めた。
 同サミットは、大町市制施行60周年・合併10年を記念して始まった交流事業。隔年で互いの市を訪問し、親睦、理解を深めている。
画家人生の全貌に迫る 安曇野ちひろ美術館 開館20周年記念展

 松川村の安曇野ちひろ美術館で、開館20周年記念の企画展V「いわさきちひろの歩み」が開かれている。子どもの幸せと平和を願い続けた画家・いわさきちひろ(1918〜74)の人生と画業の全貌に迫る。9月12日まで。
 戦前に描いた油絵や、戦後上京して自立を目指していたころのデッサン、童画家として歩み始めたころの絵本雑誌や絵本の他、旅行スケッチや原爆手記、晩年の「戦火のなかの子どもたち」に至るまで、約110点を展示。時代背景と照らし合わせながら、その生きざまや画業を紹介する。
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