2017年7月26日(水)付

閉幕式と納涼祭30日に 芸術祭間もなくフィナーレ

 大町市内で開催中の北アルプス国際芸術祭の閉幕まで5日に迫った。主催の実行委員会(委員長=牛越徹市長)は最終日の30日、閉幕式と名店街を会場にした芸術祭打ち上げ納涼祭を企画した。複数のアーティストも参加する予定で、大町が現代アートで彩られた57日間を振り返る。誰でも参加できる。
 閉幕式は午後6時から大町公民館分室2階講堂で行う。オープニングは、伊藤キムさんや山下洋輔さん、おおたか静流さんのパフォーマンス映像。総合ディレクターの北川フラム氏や牛越市長のあいさつ。実行委制作の芸術祭スライドショーも上映。閉幕宣言。納涼祭は午後7時から名店街で開催。三蔵樽酒の鏡開きによる振る舞い酒。名店街各店の出店もある。午後8時ころ一本締めで終了予定。
食欲旺盛すくすく成長 大町山博 ライチョウひな1か月

 大町市の市立大町山岳博物館(山博)で飼育中の国特別天然記念物・ニホンライチョウのひな4羽がふ化して1か月ほどが経過した。ひなは食欲旺盛で、羽毛も生え変わるなど、徐々に大人への姿へと近づいている。
白馬スノーハープクロスカントリー大会 20回節目 五輪コースで熱戦

 白馬村の白馬スノーハープを会場に22日と23日、第20回「白馬スノーハープクロスカントリー大会」が開かれた。長野冬季五輪のコースを走り、生涯スポーツとしてクロスカントリーや長距離競技の普及を図ろうと始まった大会で、ことしは20回記念の節目を迎えた。県内外から2日間で延べ2400人の選手が参加。初日は駅伝競技が行われ、小学生から一般、消防団員らがチームの思いをたすきに託し、優勝目指して熱戦を繰り広げた。
元プロサッカー選手に学ぶ 大町東小と美麻小中で「夢の教室」

  大町市教育委員会が「JFA(日本サッカー協会)こころのプロジェクト」を活用して市内各小学校で実施する「夢の教室」がこのほど、大町東小学校と美麻小中学校の2校で開講した。
 神奈川県出身の元プロサッカー選手で「Route須藤大輔サッカースクール」代表の須藤大輔さんを「夢先生」に迎え実施。美麻小中学校では5・6年生18人が、失敗や挫折を乗り越えて夢に向かって努力する姿勢の大切さなどを学んだ。
県大会へ意気込み音に 大町 消防団ラッパ部初の演奏会

 消防ラッパ吹奏県大会を前に、大町市消防団ラッパ部(上島信幸部長、部員28人)はこのほど、公開練習を兼ねた初の演奏会を市文化会館大ホールで開いた。ラッパ部員たちは、市民や仲間の消防団員が見守る中、県大会への意気込みをラッパの音にのせた。
ルールとマナー守って 大町交通指導所で呼び掛け

 県交通安全運動推進北アルプス地方部は「夏の交通安全やまびこ運動」期間中の24日、交通指導所を大町市の国道147号上橋待避所に開設した。ドライバーらにチラシなどを配布し、交通ルールの徹底や運転マナーの向上を呼び掛けた。
 指導所には県や市、大町署、交通安全協会大町支部など6団体から約60人が参加。「シートベルト着用」「やめよう運転中の携帯電話」などののぼりを立て、ドライバーには啓発用のチラシなど、歩行者には夜光反射材などを手渡した。
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