2017年8月2日(水)付

信濃木崎夏期大学始まる 9日まで一流講師迎え多分野に

 第101回信濃木崎夏期大学が1日、大町市平木崎湖畔の信濃講堂で始まった。9日まで毎日、科学や史学、憲法など多分野の一流講師陣を迎えて知的好奇心を満たす。
 初日は、大学受験勉強時に小谷村で寄宿したこともある、東京大学理学系研究科名誉教授で理化学研究所宇宙観測実験連携研究グループディレクターの牧島一夫さんが「大気圏外からX線で見た宇宙」と題して講義。200人以上が受講し、宇宙の成り立ちや宇宙から来るX線の観測の歴史などを学んだ=写真。
8月は感電事故に注意 中部電気保安協会 信濃大町駅前で啓発

 中部電気保安協会大町営業所(霜田孝一所長)は、経済産業省が主唱する「電気使用安全月間」初日の1日、大町市のJR信濃大町駅前で街頭啓発を行い、感電事故防止など電気の安全使用を呼び掛けた。
 同営業所職員5人は、そろいの法被で駅前に並び、発汗し皮膚の露出も多くなる8月に感電事故が集中すると指摘し、漏電遮断器設置の必要性や適切な保守点検更新など電気使用の注意事項が記されたミニうちわを駅利用者に配っていった。
子どもの笑顔に緩む頬 池田 高瀬中生徒が読み聞かせ

 池田町図書館はこのほど、地元高瀬中学校の図書委員26人による恒例のお話会「なつやすみのおはなしでてこ〜い!!」を開いた。絵本の読み聞かせやわらべうたなどを通して、小さな子どもたちと交流した。
 学年ごとに、食べ物や野菜にちなんだ絵本の読み聞かせやわらべうた遊びを行った。自由時間を設けて、子どもたちが選んだお気に入りの本や紙芝居を、それぞれに読み聞かせた。初めは緊張していた子も、次第に打ち解け笑顔になっていた。
「ぬるめ」で泥んこ 夏満喫 大町幼稚園 わっぱらんどで水遊び

 大町市東町の大町幼稚園(早川民治園長)はこのほど、平上原の「わっぱらんど」で水遊びを楽しんだ。「ぬるめ」での水遊びで、夏を満喫した。
 同園の夏休み中に、預かり保育期間を利用して、年に1度の夏のおたのしみ行事として開く。年少から年長までの37人が参加した。
魚にふれ生態観察 中綱湖 小学生がヒブナ放流

 大町市平の中綱湖でこのほど、地元・湖端地区の子どもたちがヒブナの放流を体験した。夏休み期間に毎年行う行事で、魚の放流を通じて、身近な湖の環境や魚の生態にふれてもらう目的。子どもたちが青木湖漁業協同組合の指導で、身近な湖に親しんだ。
米作り 小さな仲間と別れ 大町北小5年生 水田守ったアイガモ返却

 大町市の大町北小学校(塩島学校長)5年2組の35人がことし挑戦した「アイガモ農法」による米作り学習。実りの季節を前に、アイガモを持ち主に返すことになり、子どもたちは共に田んぼを守ってきた小さな仲間との別れの時を迎えた。
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