2017年8月4日(金)付

大町やまびこまつり5日 踊り60連に2700人参加

 大町市の第39回大町やまびこまつりは5日、中心市街地商店街で開かれる。「大地に響け大町の祭かぜアートから祭世界が集う大町へ」をコンセプトに開催。ことしは、踊り連に60連・約2700人が参加し、祭りを盛り上げる。小雨決行。
町の眺望感性豊かに描く 池田創造館 高瀬中3年生が写生画展

 池田町創造館で、地元の高瀬中学校3年生97人による「クラフトパーク写生画展」が9日まで開かれている。学校の写生会でクラフトパークからの眺望を感性豊かに描いた水彩画を展示している。
 同校で伝統的に続く写生会は、毎年学年ごとにテーマを決めて5月に実施している。3年生は、3年前から町が誇る東山からの眺望をテーマに描いている。美術科の伊藤敏男教諭が「これまで培ってきた見方や感じ方、表現力を発揮し、思いっきり描き上げて」と願い、指導にあたった。
地域の伝統工芸体験 松川研友会 布ぞうり作り教室

 松川村の女性有志でつくる研友会ぞうり部は1日、布ぞうり作りを学ぶ「夏休み体験教室」を村すずの音ホールで開いた。子どもから高齢者まで参加者9人が、わら工芸を起源とする農村文化を学んだ。
 布ぞうりはわらぞうりの技法を応用し、使い古した布を裂いて編み込む、地域の伝統工芸だ。ぞうり部が不要品を活用する「エコ活動」として、布ぞうりや布スリッパの普及活動を続けてきた。
いい匂い 虫よけスプレー 池田 ハーブの活用法学ぶ

 池田町・花とハーブの里ブランド化推進委員会は1日、夏休み特別企画「ハーブレッスン」を町創造館で開いた。夢農場の水野道子さんを講師に、体に優しい虫よけスプレーと掃除用ミントウォーターを作り、ハーブに親しんだ。
 水野さんが、ミントの効能や種類ごとの特徴について説明。同農場で採れたアップルミントやスペアミント、ペパーミントの葉を熱湯で煮出して、ミントウォーターを作った。ラベンダーとレモンマートルのエッセンシャルオイルを使った虫よけスプレーも作った。
生徒と住民一緒に学ぶ 4日まで 大町一中カルチャースクール

 大町市立第一中学校で7月31日、「短期カルチャースクール」が始まった。本年度から、地域住民が学校運営に参画する「コミュニティスクール」をスタートした同校で、8月4日までの5日間、さまざまな講座で生徒と地域住民が一緒に学ぶ初めての企画。大人から子どもまでが、好みの講座を体験して楽しんでいる。
油彩で描いた「岳」の魅力 大町 喫茶茶々で大日方さん絵画展

 大町市仁科町の喫茶「茶々」で今月末まで、同市の大日方三郎さんによる第12回目の絵画展が開かれている。油彩で描いた五竜岳などの山岳風景を中心に、迫力ある身近な「岳」の魅力が来店客の目を楽しませている。
トップページ 8月の一覧 ●当サイトに掲載の記事・画像の無断転載を禁じます。すべての著作権は大糸タイムス社に帰属します。
Copyright(C) 2007-2017 OHITO TIMES Co., Ltd. All Rights Reserved.