2017年8月10日(木)付

長崎原爆投下から72年 犠牲者の冥福祈り黙とう

 長崎に原爆が投下されてから72年を迎えた9日、各地で犠牲者へ黙とうがささげられ、犠牲者の冥福を祈った。
 大町市役所では、原爆投下時刻の午前11時2分から1分間の黙とうをささげた。市職員は「二度と原爆投下や戦争がなく、平和な世の中であるように願います」と話した。
心身鍛え地域の安全守る 大町署 武道暑中稽古に汗

 大町署は8日から10日まで、柔道と剣道の「暑中稽古」を行っている。同署の全警察官66人が厳しい暑さのなかで心身を鍛え、安心安全な地域づくりに向けて気合いをみなぎらせている。
 署員たちは道着や防具に身を包み、それぞれ継続してきた種目ごとに分かれて鍛錬。県警本部教養課術科指導室の指導者を講師に技術の向上を図った。「ヤー」などと掛け声を武道場に響かせながら、稽古に汗を流した。
「楽で安心」な公共交通体験 小谷 高齢者の移動手段考える

 小谷村地域包括支援センターと村特産推進室は9日、「小谷村の交通体験会」の南小谷地区を村役場と小谷小学校で開いた。タクシーなどの公共交通のメリットを体験。高齢で免許を返上しても村内で暮らしていくために、必要な移動手段の確保をどうするか考えた。
一流の演奏生で感じ学ぶ 白馬中吹奏楽部 椎名豊さんが指導

 白馬村の白馬中学校で8日と9日、日本を代表するジャズピアニストの椎名豊さんによる、同校吹奏楽部の音楽指導が行われた。33人の部員が一流の演奏家の音を生で感じながら、テクニックや演奏のこつを学んだ。
 椎名さんはジャズの名曲「IT DON'T MEAN A THING」を、ピアノで生演奏しながら生徒に演奏指導した。「譜面通りに演奏するのでなく、自由な発想で全員のコミュニケーションをつなげ、どんな音を出すか心掛けて」とアドバイス。生徒は一流演奏家の表現方法を少しでも学び取ろうと、真剣な表情で教わっていた。
福島の子大町の自然体感 「山の子キャンプ」で触れ合い

 信州・大町山の子キャンプ実行委員会(山内香代子実行委員長)は、福島県の子どもたちを招き、野外活動を中心に共同生活をする「信州・大町山の子キャンプ」を開催している。5日から11日までの6泊7日の日程で、長野県山岳総合センターや木崎湖キャンプ場に泊まりながら、水遊びやトレッキングなどで目いっぱい大町の自然に触れている。
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