2017年8月13日(日)付

連休突入にぎわう行楽地 川渡りで涼体感

 お盆の連休に入り、大北地域の各行楽地では、帰省者も含め多くの家族連れでにぎわっている。国営アルプスあづみの公園大町・松川地区は12日、雨が混じるどんよりとした天候に見舞われながらも、多くの来場者がさまざまな自然体験イベントなどを楽しんでいた。
住民集い夏の一夜楽しむ 大町 社宮本で納涼祭奉納相撲も

 大町市社宮本地区の納涼祭がこのほど、宮本公民館で開かれた。ことしは、仁科神明宮境内で行われていた子どもたちの学業成就などを願う「天神様」の奉納相撲やくじがあわせて行われた。地域住民約300人が集まり、祭りの出し物とともに、夏の一夜を楽しんだ。
フィンランドの授業体験 池田 あづみ野 夏休みハッピーキッズ

 東京都と長野県を拠点に活動する民間ボランティア団体「ハッピーキッズ地球クラブ」はこのほど、小学生を対象にした体験活動「あづみ野夏休みハッピーキッズ」を池田町創造館で開いた。フィンランドの授業体験学習やラジオづくり体験講座を開き、コミュニケーションのとり方やものづくりの楽しさを伝えた。
セミから学ぶ温暖化の影響 大町公園 自然ふれあい講座で抜け殻探し

 地球温暖化が自然に及ぼす影響を調べる自然ふれあい講座「みんなで温暖化ウオッチセミのぬけがらを探せ!」がこのほど、大町市の市立大町山岳博物館などで開かれた。市内や岡谷市などから親子12人が参加。大町公園に生息するセミの抜け殻を探し、種類や個体数を記録し、環境変化などを学んだ。
風吹き渡り歌声響く 白馬 北尾根高原 山の日記念音楽コンサート

 国民の祝日「山の日」の11日、白馬村八方の北尾根高原では山の日記念イベントとして音楽コンサートが開かれた。お盆連休初日に訪れた多数の観光客らが、山にちなんだ楽曲を楽しんだ。
 音楽コンサートは白馬八方太鼓、アルプホルンの生演奏、ハーモニー白馬のコーラス、一流演奏家によるフルートの演奏会を実施した。
涼やかな音色楽しんで 信濃松川駅でスズムシ展示

 松川村観光協会は、虫かごに入れたスズムシをJR信濃松川駅で展示している。お盆にあわせ帰省した住民や来村した観光客に、涼やかな音色を楽しんでもらおうと、松川のシンボルで村の玄関口を飾った。
 スズムシは協会が駅前のセピア安曇野などで育てた雄雌10匹。雄が求愛行動のため、羽をこすり合わせて音を鳴らし、村では「プロポーズのコンサート」として親しまれている。ことしは天候不順の影響で生育が遅め。9月上旬まで展示される。
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