2017年8月17日(木)付

新企画おやきサミット 北アルプスフェアで初今月末までレシピ募集

 大町市や松川村、JA大北、国営アルプスあづみの公園でつくる北アルプスフェア実行委員会は、同公園大町・松川地区を会場に来月開催する同フェアの中で、「信州おやきサミット」を初めて企画した。信州の郷土食である「おやき」に着目した催しで、実行委は今月末まで「創作おやき」のレシピを募集している。プロアマ問わず誰でも応募できる。
 募集のテーマは「伝統とモダンを融合させた創作おやき」。レシピは、オリジナルで未発表に限り、一人何点でも応募できる。集まったレシピの中からまずは10点を選考。試食審査で3点に絞り、9月30日開催の同フェスの中で最終審査し最優秀賞1点、優秀賞2点を発表する。
 問い合わせ、応募先は国営アルプスあづみの公園管理センター大町・松川地区(〒398―0004大町市常盤7791―4、電話0261-21-1212)まで。
3夜「白馬の夏祭り」盛大に 15回節目「YOSAKOI」熱気

 「白馬の夏祭り」が13日から3夜連続で、村内各地で開かれた。地域住民や国内外からの観光客など、多数の来場者が花火や盆踊り、出店などで、夏の風情を堪能。15日はJR白馬駅前広場でフィナーレとなる「YOSAKOI・花・白馬」(同実行委員会主催・大糸タイムスなど後援)が開かれた。
 15回の節目を迎えたYOSAKOI・花・白馬はことし、「Change! 新しい第一歩」をテーマに、この先10年、20年の発展を願い、例年優れた踊りのグループに授与する「島根賞」を、祭りに参加する各種参加団体全体を対象にして贈呈することとした。
親子で読み聞かせ楽しむ 小谷保育園と子育てセンターで

 小谷村の読み聞かせグループ「つくしんぼの会」はこのほど、小谷村保育園と子育て支援センターで絵本の読み聞かせ活動を行った。小さな子どもを持つ親に、幼いころから読書に親しむ楽しさを伝えた。
 山国小谷に暮らす子どもたちにとって、あこがれを感じる「海」にちなんだ絵本を数多く紹介。手遊びやゲームも交え臨場感あふれる語り口で、子どもたちは本の世界での夏や海の世界を存分に堪能していた。
こだわり地元産イベント多彩 「池田道の駅夏祭り」19日に

 池田町ハーブセンター駐車場で19日、「道の駅池田夏祭り2017」が開かれる。自慢の料理が並ぶビアガーデンや特産品が当たるビンゴ大会など、地元産にこだわったイベントで池田の夏を盛り上げる。午後5時から9時まで開場。
 ビアガーデンは生ビールのほかに、「カモミールの会」の料理やハーブセンター産を使った焼きトウモロコシなどを提供。地元「安曇野ベンチャーズ」や「林中盆踊り会」、「うたまりバンド」による音楽や踊りのステージが会場を盛り上げる。
新天地定住と就農目標に 松川の地域おこし協力隊高橋さんと太田さん

 松川村に5月から、2人の地域おこし協力隊がそろって着任している。営農支援センターの高橋克弥さん(23)と安曇野ちひろ公園の太田早紀さん(28)。2人はいずれ結婚し、村での定住と就農を目標に、新天地での生活を切り開いている。
 高橋さんは青森県出身で、実家は農家。工業高校を卒業後、地元でエンジニアとして就職し、松本での勤務を経て退職。海外を旅する中で日本の良さを再認識し、「食に関わりたい。百姓をやりたい」と決意。その頃出会った太田さんとともに、自然豊かな信州で家と農地を探していた時、協力隊の仕事に出合った。
「タイムカプセル」で再会 大町北小卒業生成人迎え掘り出し

 ことし、成人を迎えた大町北小学校平成21年度卒業生が卒業前に同校グラウンド隅に埋めた「タイムカプセル」を掘り出した。小学生当時の自分たちの姿を思い返しながら、7年ぶりの旧友や恩師との再会を喜んだ。
 平成22年3月に卒業した6年1組32人は、卒業式前の3月17日にタイムカプセルをグラウンドの隅に埋めた。
 成人式前日の14日に行われた掘り出し作業には、クラスメート22人や担任の清水彰一(あきひと)さん(36)らが学校に集合。学校に通った当時のように出席を取ったりとみんなの元気な様子を確認した。カプセルを埋めた日の写真をもとに、掘り出し作業は難航したが、2つの瓶が無事に見つかった。中には20歳の自分へ書いた手紙や写真など記念品の数々。どんな大人になっているのか、やりたいことをやっているのかなど思い思いに書いた手紙の内容をかみ締めていた。
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