2017年8月31日(木)付

薪バス「もくちゃん」模型に 大町エネ博 職員手作り 限定販売

 大町市平の大町エネルギー博物館は、同館が所有し運行している薪まきバス「もくちゃん」の木製スケールモデルの限定販売を始めた。同館のスタッフが丹精込めて手作りした模型は、ランプやプレート、特徴的な後部の黒い釜など、細部までこだわりを感じさせる。価格は3000円で、10個ほどの販売を予定している。
夏山遭難防止活動終える 大町署でパトロール隊解隊式

 県山岳遭難防止対策協会は29日、夏山常駐パトロール隊の解隊式を大町署で開いた。北アルプス北部(後立山連峰)と南部(槍・穂高連峰)の隊員合わせて29人が、7月11日から50日間にわたる登山者の相談や救助などの任務を終え、活動を報告した。
 パトロール隊によると北部では期間中、遭難事故が27件(対前年同期比8件減)発生し、死者5人(同5人増)、負傷者18人(同2人減)、無事救助5人(同14人減)となった。天候不順による入り込みの減少などの影響で発生が減少した一方、転倒や滑落、病気とみられる死者が増加した。中高年者による事故が多くを占めたという。
白馬八方 スキー場 愛犬と絆深め楽しむ 企画多彩初のドッグフェス

 白馬村の八方尾根開発は27日、同村八方尾根スキー場咲花ゲレンデで初企画の「白馬八方尾根ドッグフェスティバル」を開いた。県内外から200匹の犬と愛犬家が集まり、広大なゲレンデでタイムレースや障害物競争、八方ならではの愛犬の温泉入浴など、盛りだくさんの企画を楽しんだ。
地元の廃材で工作し交流 池田ガイドマスター会初の教室

 池田町ガイドマスター会は26日と27日、町創造館で、木工クラフト体験を行った。地元の廃材を使った工作の場を提供し、来場者と交流を図った。
 平成18年に発足した同会は、60〜70代の20人前後の会員を中心に、ウオーキングコースの整備やトレッキングガイドなどの活動をしている。会員の高齢化が課題となる中で、会のPRを兼ねて、「いけだまちてるてる坊主アート展」の開催に合わせた初のクラフト教室を開いた。
「すずむしの里」秋告げる音色
9月2日クリスタルシンフォニー 松川 コンサートと生息地の探索会


 松川村で秋の訪れを告げる「すずむしの里クリスタルシンフォニー」が開催されている。スズムシの音色やクリスタルな歌声を楽しむイベントが9月2日に行われる。
 「クリスタルシンフォニーコンサート2017」(村観光協会クリスタルシンフォニー部会主催)は、すずの音ホールで午後2時開演。出演は、白馬村出身の早川聖也さんと朝日村出身の伊藤達也さん(バリトン)、すずの音子ども合唱団、松川小学校合唱団、松川中学校合唱部、すずむし合唱団。入場無料。
水路の恵み 魚つかみで体感 大町 越荒沢堰でふれあいイベント

 大町市、市土地改良区、県などでつくる越荒沢堰水系地域用水対策協議会は27日、ふれあいイベント「土・人・水」を小熊原の同堰沿いの親水公園で開いた。約60人の親子らが参加、住民と行政の協働で造られた水路で、大地と水の恵みを体感した。
 子どもたちは、石積みの水路で魚つかみを体験。イワナ90匹やマス60匹を追いかけた。子どもたちは「山の水だから冷たいんだね」などと水に触れていた。成長への願いを込めて、イワナの稚魚を放流した。
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