2017年９月７日付

2017年９月７日(木)付

地元素材でコラボＴシャツ　大町　木崎湖パウワウと草木染工房

　大町市平海の口の「信州草木染木崎工房」（主宰・坂田悦男さん）が、「木崎湖パウワウ」（代表・伊藤洋平さん）と協力し、パウワウのオリジナルＴシャツを制作した。地元のキハダの皮を使って染め上げた一点物のＴシャツは、パウワウの海の口キャンプ場入り口で販売している。
　完成したＴシャツはキハダの淡い黄色に染め上げられ、中央に地元のアーティストＡｓａ3000さんが制作したパウワウのロゴが描かれている。染め具合によって少しずつ色合いが異なり、個性を楽しむことができる。

百瀬慎太郎と塩原光旦　写真と和歌に交流の証し　大町､池田の孫と子が顔合わせ

　日本初の山岳ガイド組織「大町登山案内人組合」の創立からことしで100年。組合を立ち上げた文化人・百瀬慎太郎と池田町出身の日本画家・塩原光旦（本名・次郎）の交流が分かる写真や慎太郎直筆の和歌が光旦の遺品から見つかり、約80年ぶりに、互いの子孫が顔を合わせた。当時の交流の「証し」が長い時を経て、それぞれを結びつけた。

にぎわい10周年　美酒を目指して三蔵に､本通りに人波

　大町市で2日、第10回「北アルプス三蔵呑のみ歩き」が開催された（本紙既報）。主催は同実行委員会（薄井朋介委員長）、三蔵は金蘭黒部蔵元の市野屋商店、白馬錦蔵元の薄井商店と、北安大国蔵元の北安醸造。
　参加者が利き猪口を手に三蔵を巡り、蔵自慢の日本酒を味わうイベント。2日は天候にも恵まれ、午後3時の開幕を前に大勢の人が本通り一帯に繰り出した。

安心の地域づくりへ決意　池田で交通安全防犯町民大会

　池田町は3日、第29回交通安全防犯町民大会を高瀬中学校で開いた。町や交通安全協会、警察などの関係者約400人が出席し、交通安全宣言と特殊詐欺被害撲滅宣言を採択、安心安全な地域づくりを目指し決意を新たにした。

大自然の中ＭＴＢ熱戦　白馬岩岳　発祥の地　ライダー集う

　白馬村の白馬岩岳ゆり園＆マウンテンビューを会場に2日と3日、自転車イベント「アキグリーンカップフェスティバル」が開かれた。大阪府の輸入自転車販売のアキコーポレーション（二宮明社長）が、自転車を通じ大自然の中で健康的に楽しめるイベントとして毎年実施し、岩岳では初開催。国内外から多数の来場があり、2日間を通じ盛りだくさんの企画を楽しんだ。

アレチウリ駆除し河川愛護　松川　建設業関係者が奉仕

　県建設業協会大北支部青年部会と建設会社の営業担当者でつくる「礎会」、県大町建設事務所は6日、外来植物のアレチウリ駆除を松川村の高瀬川河川敷で行った。地域への感謝を込め、在来種を保護しようと、小雨が降る中、参加者34人が抜き取り作業に汗を流した。

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