2017年9月30日(土)付

北ア芸術祭6作品残し公開 大町維持管理費は実行委負担

 6月4日から7月30日にかけて大町市内で開催された北アルプス国際芸術祭の展示34作品のうち、6作品を撤去せずに残し公開する方針が決まった。鷹狩山山頂の古民家を活用した白い空間からの眺望が楽しめるクリエーティブチーム「目」による「信濃大町実景舎」や、淺井裕介さんによるエネルギー博物館の壁画「土の泉」などで、28日に開かれた芸術祭実行委員会(会長=牛越徹市長)の企画運営会議で決定した。
歩いて健康山麓めぐり はくば塾田中さん講師に開講

 白馬村公民館の生涯学習講座はくば塾の一環として、「歩いて白馬村の山麓を一周する」講座が26日、開講した。民俗・日本思想史家の田中欣一さんを講師に迎え、初回は座学が行われた。多数が参加して、歩くことで心身ともに健康になる、足裏からの歴史について理解を深めた。
キノコで豊かな森林実感 ホクトが観察会小谷に愛好家集う

 小谷村で27日と28日、ホクト生物科学振興財団(長野市)主催の第19回きのこ観察会が開かれた。小谷での開催は初。県内外から参加した約30人のキノコ愛好家が、観察や鑑定を通じて豊富なキノコを擁する恵まれた信州の森林環境を実感した。
ユニークな種目に親子笑顔 ちひろ公園トットちゃんの運動会

 松川村の安曇野ちひろ公園でこのほど、物語「窓ぎわのトットちゃん」に登場する昭和の運動会にちなんだ「トットちゃんの運動会」が行われた。秋晴れの空の下、約40人の未就学児と児童が参加し、会場一体となって盛り上がった。
 赤組と白組に分かれた子どもたちが、はちまきを締めて点数を競った。「電車の教室」の車両に見立てた空箱を使ったリレーや、鯉のぼりの中やはしごをくぐる障害物競走など、ユニークな種目が行われた。
大学生と共同研究成果披露 大町岳陽高生東京の学会で発表

 大町市の大町岳陽高校理数科3年生5人はこのほど、東京工業大学大岡山キャンパス(東京都)で開かれた「日本地球化学会」第64回年会で研究発表を行った。研究内容は大町の蛇紋(じゃもん)岩、花崗(かこう)岩について。生徒たちは東工大と共同で積み重ねた成果を、研究者らが集う学会で発表した。
木々色付き秋めく鎌池 小谷紅葉盛りは10月中旬

 紅葉の名所で知られる小谷村の鎌池が、秋色に染まり始めている。池の周りに生えたナナカマドやブナなどの木々が、少しづつ赤、黄色と色付き、遠くに見える雨飾山の姿とともに池の水面に姿を映し出している。
 栂池自然園は10月初め、鎌池は10月中旬に盛りを迎える。
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