2017年10月8日(日)付

協働で福祉や健康考える 大町 市民ふれあい広場にぎわう

 大町市の「市民ふれあい広場」が7日、市文化会館前広場で開かれた。「やさしさいっぱい・支え愛のまちづくり」をスローガンに、協働によって福祉や健康、環境を考える手づくりの市民イベントがにぎわった。
 ふれあいステージでは、松本市で知的障害者による音楽演奏に取り組むNPO法人「楽団ケ・セラ」が出演し、「ひょっこりひょうたん島」「世界に一つだけの花」などを演奏。大町市内の共同作業所や障害福祉サービス事業所の利用者も参加し、「上を向いて歩こう」「ふるさと」などをともに歌った。
全力でたすきつなぐ 松川で小中学生駅伝大会

 松川村の恒例行事「第33回あづみ野松川中学生駅伝大会」と「第13回松川小学生駅伝大会」(実行委員会主催、大会長=平林明人村長、大糸タイムス社など後援)が7日、松川小学校を発着点に開催された。81チーム約600人の選手たちが、肌寒い秋風の中を駆け抜けてたすきをつないだ。
小谷とオタリー友好の立役者 英国大使25年ぶり来村

 現駐日英国大使のポール・マデンさんが7日、小谷村を訪問した。村と友好都市を結ぶ英国デボン州のオタリー・セントメリーとの交流に尽力した人物の25年ぶりの訪問。温かな村民の歓迎に喜んでいた。
ムスリム青年団と交流 白馬高生 スポーツも楽しむ

 日本政府が推進する「対日理解促進交流プログラム・JENESYS」の一環で、インドネシアのムスリム青年団20人が5日から9日まで、白馬村を拠点に県内各地を訪れている。5日は白馬高校の生徒との交流やジャンプ台の視察、白馬村役場を表敬訪問し、下川正剛村長らとの懇談などで国際理解を深めた。
おいしい米みんなで食べよう 池田小5年生が稲の収穫作業

 池田町の池田小学校5年生34人は4日、総合的な学習の一環として、稲の収穫作業を行った。地元の農家から借りている5eの田んぼで、無農薬有機で育てたコシヒカリの稲を手刈りした。
 指導にあたってきた町の農業委員や職員、地域おこし協力隊らが応援に駆けつけた。児童らは根元をざくざくと鎌で刈り取り、5束ごとにまとめてひもでくくった。「(切り口を)そろえて」「固く縛って」などと適宜指示を受けたり「上手」と褒められながら、作業に精を出した。はぜ掛けも行った。
演奏楽しみチャリティー 大町 ラ・カスタでコンサート

 大町市常盤の「ラ・カスタナチュラルヒーリングガーデン」でこのほど、チャリティーコンサートが開かれた。知的障害などがある若者たちによる松本市の楽団「ケ・セラ」による演奏で10回目の開催に花を添え、秋の涼しい風を感じながら多彩なメロディーを楽しんだ。
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